スタッフブログ

ドラマ10「マチ工場のオンナ」#8 Let's Jazz!!

スタッフブログをご覧のみなさま、こんにちは、こんばんは!
わたくし、音響デザイン担当のKと申します。

さっそく余談になってしまいますが、「音響デザイン」とは…、
番組で聴こえるセミの声や雨の音、工場の音などから、役者さんの足音や自転車を漕ぐ音、
そして音楽に至るまで、番組の「音」についてトータルで設計していくお仕事です!
(巷では、音響効果さん、音効さん、効果さん…など、様々な呼ばれ方をされていますね)

さて今回は、『マチ工場のオンナ』の「音楽」についてのお話をしようと思います。

ドラマや映画などについている音楽を劇伴(ゲキバン)なんて呼んだりしますが、
実はこの劇伴、ドラマの「世界観」や「手ざわり感」を左右する、とてもとても重要なものだったりします。
「あの」劇伴を聴くと心の中に「あの」シーンが蘇る、なんていう経験ありますよね?

では、『マチ工場のオンナ』ではどんな世界観を目指したらよいのか…??

というわけで、『マチ工場のオンナ』劇伴のプランニングにあたって、
まず初めに重視した点は、大きくわけて以下の2つでした。

1.内山理名さん演じる、主人公「光」の女性らしさ、しなやかさ、力強さ
2.日本のモノづくりを支える町工場のプライドと、油や機械のニオイ

うーん、さすがにこれだけだとざっくりしすぎていて音楽のイメージが湧きませんね…。
でもここを起点に、ああでもないこうでもない、試行錯誤し…、考え考え…。

う~~~ん…。……。

(中略)

そうだ! ジャズテイストでいこう!!!(名案)

…と、前置きが長くなってしまいましたが、
様々な経緯を経て、『マチ工場のオンナ』の劇伴は、「澁江夏奈」さんに作曲をお願いすることになりました!

そして打合せのために作成した門外不出(!?)の劇伴オーダー表がコチラ!

machikoba08-01.jpg

書式は様々ですが、これは私たちの作品に対する「想い」や「狙い」、
あるいは、必要な劇伴のバリエーションを澁江さんに知ってもらうための、まさに「設計図」です。

このオーダー表をもとに幾度にもわたるデモ音源のやりとりを経て、
ついに迎えた10月某日の音楽録音の様子がコチラ!!

machikoba08-02.jpg

machikoba08-04.jpg

レコーディングが行われたのは知る人ぞ知る、NHK放送センター内の506スタジオです。
写真に写っている女性が…、そう、作曲家・澁江夏奈さんです!
演奏者に指示を出したり、録音した演奏から修正点を探ったりしている貴重な一枚!!

今回の『マチ工場のオンナ』メインテーマは、テンポが非常に速いスウィングジャズのため、
歴戦のプロ演奏者ですら一筋縄ではいかずにやや苦戦気味でしたが…、
しかし苦労の甲斐もあって(?)、本当に、とてもとても素晴らしい劇伴に仕上がりました!

ドラマをご覧いただいている皆さま、劇中で流れる音楽にも是非注目してみて下さい!!

ちなみにオリジナル・サウンドトラックも発売中です!
詳しくはコチラ!

先日、役者さんと撮影チームは無事にクランクアップを迎えましたが(お疲れさまでした!!)、
わたしたち「音」チームは(執筆中の)現在、まさに制作のクライマックスを迎えています。

machikoba08-06.jpg

このような「音」を編集/作成するための「MAスタジオ」にて鋭意制作を進めているのですが…、
ん? モニターに表示されているのは…!?

というわけで、今回はドラマの「音楽」についてお話をさせていただきました。
雨・風・雷などの音や、役者さんたちの動作音(!!)、あるいはハードエフェクトなどなど、
番組で聴こえてくるその他の「音」のお話については、またの機会(?)ということで…。

ドラマ10『マチ工場のオンナ』、どうぞご覧下さい!!!

「マチ工場のオンナ」のホームページはコチラ

投稿者:スタッフ | 投稿時間:22:50 | カテゴリ:マチ工場のオンナ

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