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『風雲児たち』撮影は快調!200年以上も前の一節切(ひとよぎり)に命が吹き込まれました。

正月時代劇『風雲児たち』の撮影は、快調に進んでいます。
先日、前野良沢役・片岡愛之助さんが“一節切(ひとよぎり)”という笛を吹くシーンの撮影がありました。
※一節切とは、尺八の一種と言われる竹で作られた縦笛。

実は劇中で使われる一節切は、大分県中津市の医家・村上家から発見されたもので、200年以上も前のものとも言われています。
その時代に前野良沢が一節切を同僚に贈呈したという伝承もあることから、もしかしたらこの一節切も良沢ゆかりのものかもしれません。
今回の『風雲児たち』は、長年のときを経て、前野良沢を演じる片岡愛之助さんがその一節切に息を吹き込むという、運命的とも言える出会いの場となりました。

ひとつずつに名前がついていることも特長の一節切。今回使われたものには「郭公(ホトトギス)」と「三平二満(サンペイジマン)」という名前がついていました。

▼「郭公(ホトトギス)」

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▼「三平二満(サンペイジマン)」

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劇中で流れる一節切は音楽担当の荻野清子さんと尺八演奏家の藤原道山さんが作ったオリジナル曲。実際に藤原道山さんが演奏をします。
三平二満(サンペイジマン)を吹いた道山さん、年月を経たことによって、エッジが取れたまろやかな音色が出ますね。と話していました。

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愛之助さんにも道山さんが直接吹き方や所作の指導を行いました。この日、初めてきちんと一節切の指導を受けた愛之助さんは、音の出し方や指の置き方など、道山さんに細かく質問しながら何度も練習をくりかえしていました。
人によっては出すのに3年かかるという一節切の音を、すぐに出せていた愛之助さん。道山さんも、「1回のレッスンでこんなに吹ける人はなかなかいない」と太鼓判。愛之助さんいわく、「褒められて伸びるタイプなんです!」とのこと。

曲の最後の音は当時の指使いではなかったとされていた音だそうですが、実は愛之助さん、練習中にその難しい音もみごとに出し、みなさんを驚かせていました。さすが前野良沢役!

▼藤原道山さんの手書き楽譜

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練習のあとはいよいよ本番。一節切のシーンは物語に欠かせないとても大事なシーンです。
前野良沢邸の庭にある、阿蘭陀部屋でひとり静かに笛を吹くシーン。息継ぎのタイミングなども指導を受けた愛之助さんは、見事に一節切の演奏シーンを演じていました。
どんなシーンになっているのかは、ぜひ、番組をご覧ください!!

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『風雲児たち~蘭学革命篇~』番組ホームページはこちら

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:風雲児たち~蘭学革命篇~

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