皆様、「クロスロード〜声なきに聞き形なきに見よ〜」第一話『新人』
いかがでしたでしょうか。
舘ひろしさん・神田正輝さんの演技、演出、脚本、楽しんで頂けましたか?
今回もアシスタントプロデューサー伊藤が現場の裏話などを交えて作品を紹介していきたいと思います。
第一話のラストでは、尾関と板垣、二人のヒリヒリした会話のシーンに注目して頂けたと思いますが、
もちろん第二話以降も、毎話、二人の見応えある対決が続きます!
次回の第二話は、尾関と板垣が全六話を通して向き合う、自らのテーマが浮き彫りになる大事な回です。
自らの信念を抱えたまま、信念と相対する状況に向き合う時、二人の男は何を感じるのか!
そして、どう動くのか!これが彼らの『運命』なのか!!という心理的に怒涛の展開となっております。
浮き彫りになる二人のテーマは、信念を持って生きると決めた誰もが共有できるものです。
是非ご覧頂いて、二人の陥った苦境の中で、共に一喜一憂して頂けると幸いです。
さて、前回は舘さんの事を書きましたので今回は神田さんのことを。
神田さんは、お芝居ではほとんど笑うことのないキャラクターなので、
ドラマを見ていると、「怖い人なんじゃないか…」、そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ところが現場ではまったくそんなことはありません。
常に気さくで、スタッフに接して下さる紳士であり、
よく冗談を言って現場を和ませて下さるムードメーカーでもあります。
私が特に印象に残っているのは、現場で役者の方が現場の準備が出来るのを待っている際、
時間がかかることも多いので椅子を勧めて座って頂くのですが、
神田さんは遂に一度も椅子にお座りにならなかったなぁ、ということです。
常に動き回っているスタッフに気を配ってのことなのか、とにかくずっと立ってらっしゃるので、
私としては断られるにしろ、また椅子を勧めた方がいいんじゃないかと色々と気を揉んでおりました。
しかし、そんな風にして、周りとの距離を縮めようとして下さっているのかな?とも感じ、
非常に感銘を受けたのを覚えています。
さて、そんな神田さんと栗山千明さんのコンビは第二話で、事件についてとんでもない事実を聞かされます。
この人物は一体誰なのか…二人が知らされた事実とは…。
今回神田さんとコンビを組んでいる栗山さんについても少しお話しさせて頂きます。
栗山さんは私の世代ではハリウッドでのご活躍が鮮明に思い出されますが、
個人的には『六番目の小夜子』のイメージが強く、つまり、性格的にキツい方なんじゃないかと、
ご本人はどんな方なのだろうとドキドキしておりました。
いざお話しさせて頂くと非常にフレンドリーな方で、親しみやすいといいますか、
クールなイメージとは真逆で、スタッフにも色々と気を使って下さる優しい方でした。
最後に、第二話には前作『クロスロード』にご出演されていた中村玉緒さんが登場します。
一体誰とどんな絡みをするのか…、どんな状況で登場するのか…。
是非中村さんのお芝居を第二話で楽しんで頂ければと思います。
また今後も中村さんは登場しますのでご期待下さい。
「クロスロード〜声なきに聞き形なきに見よ〜」
第二話『運命』は6月4日 (日)夜10:00からです。
盛りだくさんの第二話は第一話を超える面白さを保証します!
是非ご覧下さい!
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投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:00 | カテゴリ:クロスロード~声なきに聞き形なきに見よ~