みなさまこんにちは!番組制作スタッフのヤマダです。
次回、2/20(金)夜8時からは、第3回「盗人の純情」が放送されます。
(ロケ地について② 滋賀県近江八幡市)
今回登場する、雲霧一党の富の市。
前シリーズから引き続き、渡辺哲さんが演じています。
富の市は、按摩の腕を武器に、狙いを付けた大店に入り込み、
その店の内部情報を雲霧一党にもたらす「引き込み」という役回り。
雲霧が信条とする、
“一人も殺さず、傷つけず、雲か霧のように消え失せる盗み”を働くには、
富の市の様な「引き込み」が不可欠なのです。
その富の市が出会うのが、黒沢あすかさん演じる「おかね」という女。
江戸の油問屋、井筒屋という店で二人は知り合います。
当時の江戸の町は、堀や川が数多く流れ、
水路は大川(今の隅田川)や江戸湾へと繋がっていました。
縦横に流れる水路を使った水運が盛んに活用され、
船便は江戸の人々にとって不可欠な交通手段だったようです。
昨年(2014年)11月。
富の市とおかねが井筒屋からの帰り道、歩くシーンの撮影です。
何気ない、水路沿いの道。
そんな江戸風情あふれる堀や川の風景を撮影するため、
今回は、滋賀県の近江八幡市まで、ロケにお邪魔しました。
京都市右京区の松竹京都撮影所から、自動車で約1時間半の移動です。
青々とした草の茂る水路、堀沿いの石垣や、白壁の土蔵など、
江戸時代そのままの風景が残るお堀で、撮影させて頂きました。
荷物を載せた小舟は、撮影用に浮かべています。
江戸時代は、正にこのような景色が広がっていたのでしょう。
江戸の町を舞台に、今週の雲霧仁左衛門は、どの様な活躍を見せるのか?
第3回「盗人の純情」の放送をお楽しみに!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:10:00 | カテゴリ:雲霧仁左衛門2