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ドラマ10「さよなら私」5 マスコミ試写を開催しました!

 

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10月14日(火)よる10時スタートのドラマ10は、

連続テレビ小説「ちゅらさん」「おひさま」の脚本家・岡田惠和さんが描く、

40代女性の本音と真の友情の物語「さよなら私」。


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10月6日、マスコミ向け試写会を開催しました!

試写後の会見には、

永作博美さん、石田ゆり子さん、藤木直人さん、

脚本家・岡田惠和さんが出席されました。

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物語の全貌が明かされた会見のもようを、余すところ無くお伝えします!


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【菓子プロデューサーよりご挨拶】
 このドラマは、二人の親友の心が入れ替わるドラマです。ただ入れ替わることだけを面白く見せていきたいというドラマではなく、入れ替わったことによって初めて分かる、大切な人の本当の気持ち、あるいは自分自身も気づかなかった自分自身の本当の気持ちを発見していくことを丁寧に描いていきたいと思っています。

 このドラマは非常に恵まれた作品でして、まず岡田さんと長い時間をかけて台本の打ち合わせをさせていただき、とても切なくて力強い脚本を頂きました。さらに、永作博美さん、石田ゆり子さん、藤木直人さんはじめ、素晴らしいキャストのみなさんが、台詞の一言一言に命を吹き込んでいただきました。
 「入れ替わりもの」でイメージされるドラマを超えた物語を全9回に渡ってお届けできると思います。たくさんの方に見ていただければと思います。宜しくお願い致します。


【脚本家・岡田惠和さん】
 ドラマ10という枠に初めて参加させていただき光栄に思っております。脚本家の狭い世界で言うとドラマ10は女性脚本家が主流といいますか、女性脚本家の方が女性を主人公に書く作品が多く、なかなかアウェイな戦いでしたが、あえてやらせていただきました。自身としても非常に早くからじっくりと時間をかけて、9本の連続ドラマを撮影前に書き上げたというのは、脚本家になって25年になりますが初めてでして…みんながこんなに喜んでくれるものなんだなという、気がいたしました。
(一同笑う)
 「さよなら私」というタイトルの意味が、さまざまなシーンで色々な意味に、最後まで変化していくドラマになっていると思います。9本を書き上げて、それから討議を重ねて1話1話固定していきまして、かなりの自信作になっておりますのでぜひ楽しんでいただければと思いますし、永作さん石田さん藤木さんにはオファーを快諾してくださって、この役を演じていただけたことをすごく幸せに思います。永作さん石田さんは非常に大変だっただろうと思いますし、藤木さんには鈍感なふりをしていただかなければいけないし。他のキャストの皆さんも含めて、芝居を書くのが本当に楽しくて、僕も想像しながら出来上がりを楽しみにしています。ぜひ最後までご覧いただければと思います。


【永作博美さん(星野友美役)】
 9話まで脚本を渡していただいて、最初は「すごい、なんてありがたいことなんだろう」と思ったのですが、実際に受け取ってみると9話までを最初から持つのは人生として重すぎて(笑)やっぱり少しずつもらうのがいいんだなテレビドラマは…と、少し思いました。でも最後までストーリーを知ったうえでテレビドラマをやらせていただけるのは本当にすごいことだと思います。岡田さんは最初の顔合わせの時に非常に晴れ晴れとした顔をされてらしたんですけれど、すべてを任された気になって、ちょっと気が重くなりました(笑)

 この作品は最初に脚本を読ませていただいたときに、入れ替わりというものを真正面から真っ向勝負のように書かれている印象がありまして、時には親友の心をえぐり取るかのような突き詰めた台詞もありながら、なぜか、ライトな日常を過ごしているような不思議な空気が最初から流れていて、非常に新しい作品だと思いました。ですので、奇想天外な物語とは思いますが、心に染み入る台詞や場面がたくさんあります。難しい作品なのにそれをしっかり誘導してくださった黒崎監督の愛情や熱も感じていただければと思います。ぜひ最後までご覧になってください。


【石田ゆり子さん(早川薫役)】
 永作さんが仰ったように、クランクインする前に脚本が1話~最終話まであって、私もこういう経験はほとんどありません。
 岡田さんの脚本を読んだときに、このシーンをぜひ演じたい、この台詞をぜひ言いたいというのが山ほどありました。私にとってハードルは高いと思いましたが、これはぜひやらせていただきたいと思いました。撮影は明日を残すのみでほぼ撮り終えているのですが、たぶん、撮影が始まった3ヶ月前と比べて、ちょっとスキルが上がったかなと、思うくらい大変な撮影でした。いわゆる“入れ替わりもの”の名作がたくさんある中で、これは本当に“入れ替わり”と聞いて思うようなタイプの作品ではなく、不思議なリアリティのある話だと思います。40代の妙齢の女性の気持ちをどうして50代の男性である岡田さんがこうも描けるのか、そして黒崎監督はどうしてあんなに力強く、女性の気持ちを理解し演出できるのか…と、思うところの多い日々でした(笑)楽しんでいただけると幸いです。


【藤木直人さん(星野洋介役)】
 この作品は入れ替わり物ですけれども、SFでもなければファンタジーでもなく、対照的な生き方、価値観を持った女性を描くヒューマンドラマです。台本を読ませていただいたときにすごく面白い本だと思いました。僕が演じる洋介はあまり共感してもらえないような役だとは思うのですが、友美と薫とをつなげる大事なキーパーソンだと思って、丁寧に演じたつもりです。4話以降の展開ではさらに違う展開があって、最後までどうなるのか惹きつけられるストーリーだと思います。ぜひ宜しくお願い致します。


【演出・黒崎ディレクター】
 この3ヶ月間撮影をやってきましたが、その前に、岡田さんとは去年の末からでしょうか、話をはじめたのはもっと前からなんですが、濃密な脚本を仕上げていく過程でのやり取りをさせていただいて。7月にクランクインしてから3ヶ月、永作さん石田さん藤木さんはじめ、素晴らしいキャストのみなさんと一緒に濃密な撮影の3ヶ月を過ごしてきました。とても贅沢な時間を過ごすことが出来たと感じています。

 この作品では、クランクインの前にリハーサルをやってみようという相談をして、なんとか皆さんの忙しいスケジュールの中で時間をとっていただいて。いくつかの重要なシーンのリハーサルをやってみたんです。最初は永作さんと藤木さんの家庭のシーンをやってみて。一見なんてことのない、絵に描いたような幸せな日常風景なんですよね。その中に“何かが潜んでるぞ”という緊張感が、どのシーン、どの台詞にも隠されている気がして、改めて発見したような気がして。その緊張感を逃さず撮るんだと思ってやりはじめた覚えがあります。それが岡田さんの脚本の恐ろしいところなのかなと、改めて心してやり始めたという気がしています。

 どういう作品になるか分からないけど色々トライしながらやっていこうということで、どの現場でもキャストのみなさんと何度も何度も相談しながら進みましたし、ここぞというときには岡田さんと話をさせていただいて、みんなで戦いながら作ってきた現場だなというふうに思っています。見て下さる方に届くとうれしいなと、今、心からそう思っています。これから先、どんどん違った展開になっていきますので、どうか注目し
てやっていただけるとありがたいです。

 

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【質疑応答】

Q 演じられた役の見どころと、演じてみて難しかったところは

【永作博美さん】
 演じた役は星野友美ではあるんですが、1話目で入れ替わってしまうので、早川薫の方をほとんどやらせていただいたことになります。友美という人は非常に真面目一辺倒な人で、真面目すぎるけれど臆病なところがあるので、だからこそ自分の周りにあるものを一生懸命守ろうとしていて、優等生で生きてきたところがあるんですが、そこが友美のいいところで。
 今回は正反対の薫という女性もやらせていただいたということで、友美自体にも魅力があるんですが、正反対の女性ふたりを一度に演じさせていただいたというか、気持ち的には多重人格者のような気持ちでいたんですけれども(笑)そんな重厚な役をやらせていただいたことが今回は大きいかなと思います。


【石田ゆり子さん】
 私は、姿は早川薫で、映画プロデューサーで独身で、自由奔放で、親友の夫と恋愛しているという設定なんですけれども、中身は永作さんの星野友美という女性になっていくので、見どころはたくさんありますが、やはり姿と中身が違うというところに尽きると思います。
 私は実際に結婚していないので、仕事に関しては薫の気持ちは分かるんですけれども、個人的には友美さんの、大事なものを守って日々丁寧に生きるということにすごく共感します。


【藤木直人さん】
 お二方はやはり、対照的なキャラクターを演じ分けなければいけないですし、感情的にも追い詰められたシチュエーションが多いわけで、大変そうだなと思っていましたけれど、岡田さんが仰ったように、“鈍感でいればいい”ということでしたので、他人事のように、すごいな二人ともというふうに見ていました(笑)
 僕としては本格的な父親役は初めてで、髙橋來くん(友美と洋介の息子・健人役)のかわいらしい演技に助けてもらいながら、楽しく演じることが出来たと思います。



Q 難しい役だということでしたが、心に響いた台詞などは

【永作博美さん】
 1話ですと、「穏やかに、じたばたしないで生きていきたい」というところは本当にそうだなあと思いながら言っていた覚えがありますね。この先に関しては、友美と薫のけんかの中で出てくる台詞というのが意外と鋭くて、鋭いけれども子供みたいな言葉がたくさん出てきて、本気のけんかなのにちょっと面白いというのが特徴的かなと思います。親友同士で相手のことをよく分かっているからこそ出てくる、突き刺すような台詞があるんですが、何か笑っちゃう感じもあって、そのあたりが面白いかなと思います。藤木さんがひとりで自分の素性を語るシーンが後半にありますが、それもかなり興味深い話でした。面白いシーンがたくさんありますので期待していてください。


【石田ゆり子さん】
 岡田さんの脚本は、私が言うのもおこがましいのですが、流れの中にあるんです。“この台詞が”というよりも、“この長い流れの中に全部がダシのように含まれている”というか…私はそのように感じたんですけれど。この流れをよく書けるなと…プロの方に失礼なんですが、この台詞をどうして思いつくんだろうと、いう感じでしたので、ひとつの台詞を選ぶのは難しいです。永作さんが仰ったように、女同士のけんかのシーンがすごく面白いと思います。40代の女がこんなに赤裸々に、思いっきり言葉をぶつけ合ってけんかするというのは、恐らくみなさん経験が無いと思いますので、たぶん見ていて気持ちいいのではないかと思います。


【藤木直人さん】
 さきほど自分の役の紹介のときに、「共感されないだろうと思う」と言いましたが、幸せな家庭がありながら、他に恋愛を求めてしまうということはあるだろうなと、世間的にどうかということは置いておいて、分かるんですけれども。(不倫が発覚した時に)言い訳を一人で語るというシーンで、「二人とも本気で愛してる」みたいなことを言う。そこは僕には理解できないんですが、そこをいかに説得力を持って、リアリティを出して言うのかが僕のひとつの目標でもあったので、そのシーンはすごく印象に残っています。
 

Q 岡田惠和さんへ、入れ替わりの物語を書くきっかけは
  永作さん石田さんへ、演じるうえで混乱しないように工夫されたことは

【岡田惠和さん】
 入れ替わりものというのは映画やドラマの長い歴史の中で数々作られてきましたけれども、今回そこにコメディを持ち込む気持ちはあまりなく、ゼロではないですけれども。女性ふたりの本当の内面みたいなものをドラマの中で描き出すときに、トリッキーな設定がひとつあると、普通は描けない部分まで台詞に出来るんじゃないだろうかという思いで、それ以外はものすごくオーソドックスでリアルな物語が、入れ替わりがあることで描ける、そういうつもりで描かせていただきました。これほどシリアスな入れ替わりものもなかなか無いんじゃないかなという、ちょっとした自負はございます。


【永作博美さん】
 やっていても非常に混乱していまして、石田さんもそうだと思いますが、自分が誰なのか分からなくなったり、スタッフの方もどう呼んでいいのか分からなくなったりしていました。演じる側もそうなんですから、書く方は相当な思考回路を駆使して書かれたんだと思います。その分、入れ替わりをシリアスに、正面からやろうというのが明らかに見えましたから、台詞にも気を使わなければいけない部分がたくさんあったと思いますし、もっと入り込まなければと相当戦ったんだろうなというのは脚本を読んでいてもすごく思いました。ですから、撮影の前半はとにかく混乱していました。途中からは、自分なんだけれども相手のことを喋っているのがほとんどなので、いつもよりもより深く脚本を読めている気分になったというか、それぐらい読み届けないとこの作品は出来なかったというのもありまして、非常にいい経験をさせていただいたと思います。とにかく演じるのは難しかったです(笑)


【石田ゆり子さん】
 私も同じく、とても難しかったです。確かに、周りの方たちが私たちの役を何と呼べばいいのか分からなかったようで、本来は薫と友美なんですが、中身は逆なので、“かおとも”とか“ともかお”とか、ふたつの名前をくっつけてとか、そんなこともありました(笑)
 入れ替わるということはリアリティが無いようですけれど、逆に言えば俯瞰で自分を見ているような気分になりました。永作さんの姿をじーっと目で追ったり、動きを見ていたりとか、そういった経験は今までなかったので、私はとても楽しかったですね。


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撮影中の意気込みがそれぞれに強く伝わってくる会見でした!


第1回の入れ替わりシーンは必見です!!!


第1回「彼だけはやめて」は10月14日(火)よる10時スタートです!!


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【ドラマトピックス】ドラマ10「さよなら私」制作開始!
※平井堅さんからのコメントも掲載しています!
http://www9.nhk.or.jp/dramatopics-blog/22000/192112.html

【「さよなら私」公式サイト】
http://www.nhk.or.jp/drama10/sayonara/

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ドラマ10「さよなら私」

【放送予定】2014年10月14日(火)スタート <連続9回>
         総合 毎週火曜 よる10時00分~10時48分

【 作 】  岡田惠和

【音楽】  松浦晃久

【主題歌】 『おんなじさみしさ』平井堅

【出演】  永作博美 石田ゆり子
       佐藤仁美 谷村美月 りりィ 尾美としのり 
       藤木直人

【収録予定】 2014年7月~10月上旬  都内近郊で撮影

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:35 | カテゴリ:さよなら私

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