平幹二朗さんが亡くなられました。
82歳と言うお年を考えると、決して早すぎる死とは言えません。
でも、スタジオ狭しとオーラを振りまく凛とした佇まい、長台詞をよどみなく発する美声やセリフ覚えの良さ、そして何より「チャグムは聖導師と二ノ妃との間に出来た不義の子だった!?」と多くの方を勘違いさせた色気を思うと、あと10年は第一線を走っていられただろうにと、突然の訃報が残念でなりません。
間もなく撮影が始まるシーズン3では、聖導師役を鹿賀丈史さんに引き継いでいただけることになりましたが、シーズン2は既に撮影を終えており、来年1月からの放送では平さんの元気な姿が見られます。
上の写真はその1シーンで、二ノ妃から「バルサを探してください」と言われたときの聖導師です。
聖導師は二ノ妃に弱い設定なので、早速狩人を使ってバルサを探すことになるわけですが…。
シーズン1で演出の片岡Dから「二ノ妃に恋しているように演じてください」と言われた平さん。
二ノ妃とのシーンになると本当に少年のように演じてくれ、政治家の時とは全く違うチャーミングな一面を見せてくれています。
今日の深夜、11月2日午前1時45分から四夜連続でシーズン1の再放送があります。
遅い時間帯ですが、芝居に生きた平幹二朗さんを偲んでいただけたら幸いです。合掌
「精霊の守り人」番組公式ホームページ
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投稿者:スタッフ | 投稿時間:14:45 | カテゴリ:精霊の守り人