ごきげんよう!!
『花子とアン』の"アン″です。
連続テレビ小説『花子とアン』第62回、いかがでしたか?
おとうの女と称して、突如新潟からやってきたサダ。
サダさんの髪型は、新日本髪の一種で「てんつく」と呼ばれるものだとか。
新日本髪とは、旧来の日本髪と違って自分一人でも楽に結うことができるのが特徴。
「てんつく」という名称は、その筋の文献などにも残っていないそうで、
かつらを担当しているスタッフによると、ご自身も先輩スタッフから伝え聞いたのだそうです。
正式な呼び方は、もしかしたら他にあるのかもしれませんが、
とにかく現在、床山(=かつらを担当するスタッフ)の間では、
「てんつく」と呼ばれている結い方です。
女優の山田五十鈴さんも、この「てんつく」を結っていたそうで、
今回のサダさんの髪型はそれをアレンジしたもの。
また「てんつく」は、新日本髪の中でも新しく、
オシャレに敏感な人が好むスタイルでした。
今回、サダというキャラクターの容姿を決める際「吉平の女」という
ある種、蠱惑的な女性に見せるため、髪型や着物は粋な物が選ばれました。
不敵な笑みを浮かべ、安東家をひっかきまわしていったサダ。
さて、ふじと吉平は、どうなってしまうのかしら…
続きは、また明日。
ごきげんよう、さようなら。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:08:15 | カテゴリ:花子とアン