ごきげんよう!!
『花子とアン』の"アン″です。
連続テレビ小説『花子とアン』第59回、いかがでしたか?
安東家の末っ娘・ももが北海道へお嫁に行くことになり、餞別を持たせる家族やリン。
おじいやんは藁でつくった手袋や草履(ぞうり)をたくさん持たせます。
普段、安東家が内職で作っている草鞋(わらじ)や草履(ぞうり)などの藁細工は、
千葉にある参加体験型の博物館「房総のむら」スタッフの皆さんがご指導下さっています。
ちなみに、草鞋と草履の違いを分かりやすく説明すると、
草履は普段使いする日常の履物で、
草鞋は長い緒を足に巻きつけて履く旅や労働のための履物だそうよ!
安東家ではその他、藁縄や鍋敷きなど、藁でできた物が数多くあります。
一部美術スタッフが仕入れたものもありますが、
実際に、房総のむらスタッフや役者さんが作ったものが多いんですよ!
ふじの持ってきたお守りは「産土(うぶすな)様」のお守りです。
漢字を読めば、由来は何となくお分かりになると思いますが、
産土(うぶすな)とは、生まれた土地のこと。
その土地に根付く守り神のことを産土様と呼ぶのです。
そびえる富士のように高くから、遠く北海道へと旅立つももを
いつまでも見守ってくれることでしょう。
もも、Girls, be ambitious!
続きは、また明日。
ごきげんよう、さようなら。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:08:15 | カテゴリ:花子とアン