ごきげんよう!!
『花子とアン』の‶アン″です。
連続テレビ小説『花子とアン』第29回、いかがでしたか?
ジュリエットのセリフを完璧につぶやいてらっしゃった富山先生。
富山先生は、ジュリエット役をやったことがおありだったのね!
日本において、「ロミオとジュリエット」が初めて翻訳されたのは明治19年。
河島敬蔵が翻訳し、「露妙樹利戯曲・春情浮世の夢」という題で出版されています。
「露妙樹利(ロミョージュリー)戯曲」だなんて、
いまでこそ「ロミジュリ」なんて略し方もするけれど、
初めて翻訳された当時から近い略称を使っていただなんて、驚きね!
日本人による「ロミオとジュリエット」の上演は、
明治37年の伊井容峰一座によるものが初上演だったと言われています。
はなたちが大文学会で「ロミオとジュリエット」を発表したのは明治42年ですから、
今ほど「ロミオとジュリエット」は浸透していなかったと思われます。
そんな中、学生たちだけで一からつくりあげるのは、
とても大変なことだったのでしょうね…
さて、明日はいよいよ待ちに待った大文学会当日!お楽しみに!!
それでは、また明日。
ごきげんよう、さようなら。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:08:15 | カテゴリ:花子とアン