ごきげんよう!!
『花子とアン』の"アン″です。
連続テレビ小説『花子とアン』第27回、いかがでしたか?
はなたちが「ロミオとジュリエット」のお稽古に打ち込んでいる頃…
甲府では、連隊長が徳丸や県知事と会食をしていた最中に、
吉太郎が「軍隊に入れてくれ」と連隊長に直訴に来ていました。
陸軍歩兵第49連隊は、明治42年に甲府へやってきました。
連隊と云うのは、どのくらいの規模なのかと申しますと。。。
<陸軍の編成>
軍 …数個師団。
軍団 …2個師団以上。旧日本軍には無い。
師団 …3~4連隊、もしくは、2~3旅団。旧日本軍では1万数千~2万5千人。
旅団 …2連隊、もしくは3大隊。
連隊 …2~4大隊。2000~3000人。
大隊 …3~4中隊。800~1000人。
中隊 …3~4小隊。180~200人。
小隊 …3~4分隊。40人前後。
分隊 …10~15人。
班 …1/2分隊、もしくは分隊と同義。
上記の編成でいうと、このとき甲府へやってきたのは2000~3000人。
それだけの人数が一気にやってきたのだから、
まちがにぎやかになったことはいうまでもありません。
これまで、山梨で徴募された兵は、基本的に東京へ配置されていました。
甲府市民たちは、兵の便宜と経済的効果を期待し、
連隊の誘致のために熱心に活動を続けていました。
そしてようやく念願叶ったのが、25回のあのシーンだったのです。
そういえば徳丸さん、
葡萄酒は将兵の滋養強壮、また士気を高めるものとして重宝されていると聞いて、
何か企んでいる様子だったわね…
それでは、また今度。
ごきげんよう、さようなら。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:08:15 | カテゴリ:花子とアン