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青春アドベンチャー『1848』海宝直人さんのメッセージ

 青春アドベンチャー『1848』(連続15回)

 8月16日(月)~9月3日(金) 平日の夜9時15分~9時30分 NHK-FM

 (ネット同時配信&「聴き逃し」対応 ※放送から1週間)

 

スタッフFです。『1848』収録リポート、先日の第1弾ではヒロインのユリシュカを演じていただいた真彩希帆さんのコメントをお届けしました。今回は、ユリシュカの兄カーロイ役の海宝直人さんからのメッセージをご紹介いたします。

 Kaihousan01.jpg

海宝さんの前回の青春アドベンチャーご出演は『ベルリン1989』。ベルリンの壁崩壊という現代史におけるエポック・メイキングな出来事が起きた、1989年ドイツを舞台にした物語でした。

 

劇団チョコレートケーキの古川健さんによるオリジナル脚本は、時代のうねりの中で“大文字の歴史”に埋もれてしまいそうになる登場人物たちの小さな声や、よりよく生きたいという願いに焦点を当てたボーイ・ミーツ・ガールの物語で、相手役の咲妃みゆさんとの長い対話の場面での、お二方の演技が非常に印象的でした。

 

今回は時代をさかのぼり、欧州近代史の分水嶺とも言うべき1848年革命の動乱を生きるハンガリー貴族の青年を演じていただきました。フランス革命から半世紀あまり、ナポレオンがかき回した余燼も遠くなった時代。西欧諸国と比べ、社会の変革が遅れていたハプスブルク家の支配圏の中でも、さらに旧弊な体質が残るハンガリーの片隅で、未来を見つめて先進的な領地経営を志す俊才という役どころです。

KaihousanA.JPG

【海宝直人さん メッセージ】

カーロイ役を演じさせていただきました、海宝直人です。

激動の時代に、信念を持ち命を燃やして生きるキャラクター達の姿に、僕自身も胸を打たれながらの収録でした。

何が正しく何が間違っているのか。正義とは何なのか。現代に通じるメッセージが心を揺さぶります。

収録後しばらく、作品の余韻に浸りながら様々な想いを巡らせました。

そして!現在は万全な感染対策を取っての収録ですが、ラジオドラマの醍醐味は健在です!

声だけだからこその息遣いや間合いから伝わる心の機微、想像力掻き立てる距離感や立ち位置での空間作り。更に音楽や効果音が入り、どのような作品に仕上がるのか、僕自身もとても楽しみです。最後までどうぞお楽しみください!

 

暁のハルモニア』では天文学の師ケプラーの遺志を継ぎ、天界の謎を解き明かすことに命を燃やした青年ヨアヒム役を、『斜陽の国のルスダン』では幼なじみの女王ルスダンを一途に愛しぬくディミトリ役を担ってもらった海宝さんに、今回のカーロイ役では、歴史の不条理から生じる矛盾の重みを背負っていただきました。

特に内面の苦悩の表現は、深い心の軋みを感じさせてくれる声の演技に引き込まれました。歌唱と演技の表現の確かさ、多彩さに定評のある海宝さん。これからミュージカルや台詞劇で、ますます主軸を担っていかれるのが楽しみです。

収録の最初に録った、第1話の冒頭のカーロイとユリシュカの場面で、カーロイがユリシュカの言葉に声を重ねてからかう台詞があるのですが、幼い頃から二人よりそいながら育ってきた兄妹の雰囲気が出ていて、重い場面の多い物語の中でも稀な、可愛らしいシーンになりました。いつか将来、お二方が舞台で歌声を重ねる機会が訪れた時、この場面のことを思い出して下さるかもしれない……。つい、そんな想像をしてしまいました。

 

収録リポート、次回は霧矢大夢さんからのメッセージをお届けします。


青春アドベンチャー『1848』(連続15回)

~人が渡れない橋、あまたの色を持ち、大地から天へと延びるもの~

 

8月16日(月)~9月3日(金) 平日の夜9時15分~9時30分 NHK-FM

(ネット同時配信&「聴き逃し」対応 ※放送から1週間)

 

【作】並木陽

【音楽】日高哲英

【出演者】

真彩希帆 海宝直人 霧矢大夢 野々すみ花

石川禅 中河内雅貴 入野自由 石橋徹郎

桜咲彩花 山本郁子 水野ゆふ 大滝寛

清水明彦 井内勇希 梶原航 横山賀三

井手柚花

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:33 | カテゴリ:オーディオドラマ

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