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青春アドベンチャー『1848』 真彩希帆さんのメッセージ

 青春アドベンチャー『1848』(連続15回)

 8月16日(月)~9月3日(金) 平日の夜9時15分~9時30分 NHK-FM

 (ネット同時配信&「聴き逃し」対応 ※放送から1週間)

 

来月、8月16日(月)から始まる『1848』の放送まで1か月となりました、台詞収録を5月下旬に行い、すでに音の作業も含めて完了しました。これから放送までの間に何度か、収録リポートをお届けできればと思います。

 

タイトルの『1848』はイチハチヨンハチと発音します。ヨーロッパ近代史を画した西暦1848年の革命の前後の時代を、ハンガリーとウィーンに視角を据えて描きます。昨2020年の『悠久のアンダルス』に続いての並木陽さんオリジナル脚本によるグランドロマン、話数も全15回、3週間にわたっての長編となります。

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ご参加いただいたキャストの方々から、収録を終えてのメッセージを頂戴しています。まず先頭を飾っていただくのは、ヒロインのユリシュカ役の真彩希帆さんです。

 

ユリシュカは大平原に住む古いハンガリー貴族の家に生まれ育った令嬢。本を読んだり物語を書いたりすることが好きな少女。のっぴきならない事情でユリシュカが愛する家族と離れ、広い外の世界で、さまざまな人々と出会いながら大きな影響を受け、また相手の人生にも影響を与えながら人生と向き合っていく姿に、宝塚歌劇団を卒業され、これから新しい世界に漕ぎだしていく真彩希帆さんを重ねてしまいます。その航海に幸多かれと祈る気持ちを込めて、「当て書き」で脚本を作り上げました。

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【真彩希帆さん メッセージ】

声だけでお芝居をする。初めての挑戦でした。

今回「1848」のユリシュカという

勇敢に自分の人生と向き合う少女として生きる時間をいただきました。

宝塚歌劇団を目指していた頃の自分の姿と重なる部分も多くあり、退団した直後にこのお役に出逢えたこと本当に感謝しています。

 

並木先生の素晴らしい脚本、日高さんの音楽に身を委ね

演出の藤井さん、共演者の素晴らしい役者の皆様に助けて頂いて

お転婆なユリシュカは生きることができました。

 

「こんなにも声のお芝居は奥が深いのか!!!」

とあっという間に収録の日々が過ぎていき、まだまだ勉強したい…と終わる頃に寂しくてたまらなくなるという。

胸がときめき、お芝居が好きだという気持ちの根本を改めて思い出しました。

 

ユリシュカが出会った人達、彼女がどんな道を進むのか

一緒に楽しんで、ハラハラして、胸が苦しくなって、ちょっぴり笑って頂けたら嬉しいです!

 

今この時だからお伝えしたいこと、二度と戻ることのない時間を共に…。

最後に安心して収録出来る環境を作って下さったスタッフの皆様に心から感謝しています。

本当にありがとうございました。

 

収録初日の前の夜は眠れなかったとおっしゃっていましたが、お芝居に入れば全く緊張など感じさせない堂々たる“座長”ぶり。兄カーロイ役の海宝直人さんと初めて台詞を交わした最初の場面から、代わる代わる登場する人物を演じる共演者の皆さんと、すぐに打ち解けてリラックスなさっていたようにお見受けしました。真彩希帆さん演じるユリシュカが、お転婆な貴族令嬢から人々との出会いを重ねる中で、どんな女性へと成長を遂げていくか、ぜひ物語に耳を傾けてみて下さい。

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石川禅さんや霧矢大夢さんをはじめ舞台の一線で活躍されている方々、宝塚で現役時代にご縁のあった野々すみ花さんや桜咲彩花さんとも現場を共有してもらえたこと、退団後まだ間もない時期の特別な時間を割いて参加して下さったこと……。感謝の気持ちでいっぱいです。あらためて人生のすべての瞬間が大切な「二度と戻ることのない時間」であることを、思い出させてくれるような収録の日々でした。

収録リポート、次回は海宝直人さんのメッセージをお届けします。


 

青春アドベンチャー『1848』(連続15回)

~人が渡れない橋、あまたの色を持ち、大地から天へと延びるもの~

 

8月16日(月)~9月3日(金) 平日の夜9時15分~9時30分 NHK-FM

(ネット同時配信&「聴き逃し」対応 ※放送から1週間)

 

【作】並木陽

【音楽】日高哲英

【出演者】

真彩希帆 海宝直人 霧矢大夢 野々すみ花

石川禅 中河内雅貴 入野自由 石橋徹郎

桜咲彩花 山本郁子 水野ゆふ 大滝寛

清水明彦 井内勇希 梶原航 横山賀三

井手柚花

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:58 | カテゴリ:オーディオドラマ

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