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特集オーディオドラマ『73年前の紙風船』収録リポートその1

特集オーディオドラマ『73年前の紙風船』は、NHK-R1で8月10日(金)夜9時5分から NHK-FMで8月18日(土)夜10時から放送します!

NHKネットラジオらじる☆らじるでの同時配信、「聴き逃し」配信でも、R1は8/11(土)正午から一週間、FMは8/20(月)正午から一週間お聴きいただけます。

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【出演者】
瀬戸康史 貫地谷しほり 辻萬長 山本陽子
山崎直樹 渡辺早織 新上貴美 鈴木陽丈
山崎智史 大澤加門 山田刃 大西統眞
小関朔夜 木村日翠

 

脚本を担当した吉野万理子です。

 

このドラマは、風船によって結びつけられた4人の男女(瀬戸康史、貫地谷しほり、辻萬長、山本陽子)の物語です。

現代を生きる若者ふたりは、バルーンアーティストとキャビンアテンダント、というカタカナのおしゃれな職業についています。しかしそれぞれ深い悩みがあって……。

一方、彼らの祖父と祖母は、戦時中に今とはまったく異なるかたちの「風船」に出会い、その製作に青春時代を捧げます。そして叶わなかった恋……。

風船は「戦争」の象徴でもあり、「平和」の象徴でもあるのです。

 

ドラマの企画が立ちあがったときのキーワードは、2つありました。

 

まず1つめは「風船爆弾」。

1944年、第二次世界大戦の末期、物資が乏しくなった日本で、前例のない兵器が誕生しました。材料は、なんと和紙と蒟蒻糊。全国の女学生を動員して、巨大な紙風船を作って、爆弾をつけて、飛ばしたのです。高度な技術が駆使されていて、紙風船は無人で太平洋を渡り、アメリカ大陸に到着したのでした。

 

2つめのキーワードは「陸軍登戸研究所」。

風船爆弾を開発していた施設です。他の秘密兵器や偽札も作っていたところなので、終戦時には証拠となるものがほぼ全部焼却処分され、その全貌は10年ほど前まで、あまり知られていませんでした。場所は、神奈川県川崎市の登戸。実は、建物は空襲にまったくあわず、残されていました。現在は明大キャンパス内にあるので、古い建物はかなり解体されたそうですが、一部のビルは今も健在です。

 

2010年、そこが「登戸研究所資料館」となって、オープンしました。非常に貴重な歴史的資料が展示されています。

 

登場人物の“あの人”は、何を思いながら、この爆弾作りに命をかけていたのか――。

ぜひ聴いてみていただけたらと思います。

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:07:44 | カテゴリ:オーディオドラマ

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