もっとNHKドキュメンタリー もっとNHKドキュメンタリー

三島由紀夫×川端康成 運命の物語
BS1スペシャル「三島由紀夫×川端康成 運命の物語」
みんなの
レビューは
こちら

BS1スペシャル「三島由紀夫×川端康成 運命の物語」

  • 2019年6月23日(日) 午後10時00分(50分)
  • 2019年6月24日(月) 午後1時00分(50分)
  • 2019年6月29日(土) 午前10時00分(50分)
  • 2019年7月14日(日) 午後4時00分(50分)
  • 2019年8月16日(金) 午後10時00分(50分)

みんなのレビュー

あなたが番組を見た感想は

0
面白かった
0
泣けた
0
癒やされた
0
発見が
あった
0
考えさ
せられた

(感想スタンプはどれか1個だけ押せます。)

ノーベル賞を通して変化した三島と川端の親交を、本人を知る方の話を聞く事で、私は彼らのその姿をありありと思い浮かべ、これまで知らなかった彼らの姿を見たようでした。三島は文より武に重きを置いたのではなく、武士として生きることを目指しながらも、最期まで豊饒の海について執筆していたので、やはり彼は文豪として死したのだと思いました。

投稿者:白石 華愛/19歳以下/女性

制作陣は二作家に対する敬意も愛もかなり足りなかったのではと思う。専門的な考察もなく娯楽要素も乏しく元々50分では無理だったとも思う。

投稿者:かかし/50代/男性

素晴らしい番組をありがとうございました。2人とも大好きな作家で 大変興味深く観ました。3時間くらいの長さでも良かったのでは?と思えほどでした。岸恵子さん、瀬戸内寂聴さんのコメントも何故か納得でした。作家は、書けてこその“生”なのですね。真剣勝負で生きたのですね。

投稿者:Yuuko/60代/女性

ためになりました。特に最後の、作家としての覚悟、瀬戸内寂聴さんのコメントが心に響きました。

投稿者:スモ/50代/女性

読書家ではないのだが生々しい二人の文豪の姿を見て、濃いなあ昭和だなあと思ってしまった。最近こんなタイプの人見ないんじゃないかと思うが、三島と同世代なのにバリバリ現役感のある瀬戸内寂聴もすごい。三島が川端からノーベル賞譲ってと言われたという話、ほんまかいなと思うがいかようにも取れそうでなんか怖い。

投稿者:マドリー/60代/男性

番組スタッフから

photo photo

【この番組を企画したきっかけ】
1968年、日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成。50年の秘匿期間を経て当時の選考資料が公開されるというタイミングに合わせて、私たちは川端と同時代の作家について取材を始めました。川端の人生をたどると、特に深い親交を結んでいた作家に、三島由紀夫の存在がありました。親子ほども年が離れていながら、生涯を通じて手紙を交わし、文学的な“師弟関係”であった2人。多くの傑作を生みだし、共に世界的評価を受けていましたが、最期はみずからその命を絶ちます。三島は自衛隊の駐屯地での割腹自殺。川端もその2年後にガス自殺を遂げるのです。

「2人はなぜ死を選んだのか」
「その人生に何を求めて生きていたのか」

その数奇な生涯を見つめる中で、2人の文豪の実像に迫りたいという思いが湧き、番組がスタートしました。
そこから、今や数少なくなった関係者を巡る取材が始まりました。親交のあった瀬戸内寂聴さんや、岸惠子さん。当時の担当編集者や、川端を診療した精神科医など、関係者が語る2人のエピソードからは、文豪の知られざる素顔と、小説家としての生きざまが見えてきました。
特に印象的だったのは、お会いした方々がみな、2人とのエピソードをまるで昨日のことのように生き生きと語ることでした。きっとそれだけ、2人は生涯を濃密に生きていて、創作者としてのほとばしるエネルギーが周囲の人々に影響を与えていたのだろうと感じました。

また、番組のナビゲーターとして関係者へのインタビューを行った演出家の宮本亜門さんは、この番組の制作期間中にがんが見つかり、手術を行いました。取材を通じて2人の人生を見つめた亜門さんの言葉からは、みずからの命にどう向き合い、人生をどう生きるかという、普遍的なメッセージが感じられると思います。

【制作でこだわった点、もしくは、苦労した点】
2人を“直接知る“人から話を聞く、という点です。教科書にも登場し、若い世代にとっては遠い存在のように感じる2人ですが、実は同時代を生きた人もまだご健在。一方で、ほとんどの方が80~90代と、その貴重なお話を伺える機会は限られています。今回の番組を通じて、ひとつでも多くの証言を記録したいと、2人の年譜をめくっては登場人物の現在の所在を調べ、取材を申し込むという作業を繰り返しました。取材にご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

もうひとつは、歴史・文学を扱う番組では単調になりがちな映像表現を、どう視聴者の皆さまに飽きずに楽しんでもらえるものにするか、という点です。これには何より宮本亜門さんの存在が大きな鍵になっています。三島由紀夫について造詣深く、個人的にも関係者に話を聞きに行くほど強い関心をもっていた亜門さん。取材では常に前のめりに、我々の想定以上の内容を聞き出してくださいました。さらに、我々の「ここでこんな画を撮りたい!」という希望を、非常にお忙しい&病気療養中でありながら、全力で向き合ってくださいました。その結果、2人の文豪の死という重厚なテーマを、重々しく感じさせないよう導いてくれています。

さらに、三島の死について朗読する映像の片隅にさりげなく写真が紛れ込んでいたり、“死”を“白”で表現したり…2人をモチーフにした映像も随所に盛り込みました。語りは、書評やエッセイも手がける俳優の美村里江さん。学生時代に川端康成のノーベル文学賞受賞記念講演である『美しい日本の私』も読み込んでいたそうで、ナレーション当日は気合い十分で取り組んでくださいました。

取材先の皆さん、出演者、スタッフの情熱が詰まった番組。その熱量を感じて頂けたら幸いです。

【取材をする中で印象に残った言葉】
瀬戸内寂聴さん。“余生を楽しむ”という考えに対し、一言「余生の何を楽しむんですか?」。
90歳を過ぎてなお書き続けている寂聴さんの言葉に、仕事への向き合い方を問われた思いでした。

(取材担当記者・ディレクター)

番組内容

BS1スペシャル「三島由紀夫×川端康成 運命の物語」

三島由紀夫と川端康成。自衛隊駐屯地で割腹自殺した三島と、その二年後にガス自殺した川端は、師弟関係にあった。ところが今回見えてきたのは、2人の作家の知られざる運命の物語だ。2人の間の複雑な関係、そして自死に至るまでの作家としての葛藤と秘密とは?今年がんと診断された演出家・宮本亜門さんが、日本を代表する2人の作家の生と死に迫る。瀬戸内寂聴さん、岸惠子さんたち豪華証言者でたどる。

出演者ほか

【出演】宮本亜門,瀬戸内寂聴,岸惠子,【語り】美村里江

チャンネル

  • 2019年6月23日(日) 午後10時00分(50分)
  • 2019年6月24日(月) 午後1時00分(50分)
  • 2019年6月29日(土) 午前10時00分(50分)
  • 2019年7月14日(日) 午後4時00分(50分)
  • 2019年8月16日(金) 午後10時00分(50分)

編集部のおすすめ