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制作スタッフによる現場日誌

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  2. 2019年4月

映像を通して出会えるもの

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こんにちは。
「デザインの観察」や「クラッチ」「うた」を担当しているおムすびです。

私たちは映像をつくっているチームなので、面白そうだな、とか、これについて掘りすすめると楽しそう、とかいうことと同時に、それを映像にすることに意味があるのかないのかを常に考えています。
デザインに関してもそうですが、映像にした時にもっともっと面白くなりそうなもの、映像にすることで新たな発見があるもの。
基本的にはプロダクトデザインという括りの中でそれを探り当てることはなかなかハードルの高いことではあるのですが、映像だからこその面白さを必ずどこかに入れ込みたいと思っています。

前回の観察で制作した「定規」は、「単位」から「測り」最終的に「定規」へと絞られていきました。
単位を映像で表現することはとても面白そうだったのですが、単位の世界はとても広くて、どこまでをどう表現するのかという課題が出て来たからです。
このことは観察の構想を練っていく中で良く出てくる行程だと思います。
あんまり広すぎても、かと言って狭すぎても成立させるのが難しく、ちょうどいい頃合いのものに行き着くまで最初のヒラメキを出発点として絞り込んでいきます。
もちろん、どこにも行き着かずお蔵入りになった案もいくつもありますが、そんなふうに掘り進めていくことが多いように思います。

マクロやハイスピード、コマ撮りで見えてくる世界観は映像を通さないと出会えないものです。
映像を通して観察したとき、いつもそばにあるモノに別の側面があることを、わたしたちもいつも発見させてもらっています。
それはいつだってとても楽しくて嬉しい発見です。

 

*「デザインの観察 定規」は、4月29日「デザインあ5分版」で放送予定です。ぜひご覧下さい。
  「デザインあ5分版」 4月29日(月)あさ7:25~7:30 Eテレ

 

「うごきのデザイン」と「きせる」のつくりかた

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「きせる」はパンツ一枚のキャラクターを、アンガールズのお二人があれこれと相談しながら、
時、所、場合に応じた服装を着せていくというコーナーです。
実はこの「きせる」に出てくるキャラクターは、赤い人が活躍する「うごきのデザイン」に登場する黒いスーツを着たその他大勢の脇役の一人なんです。脇役に焦点をあてた、いわゆるスピンオフ的な作品なのです。 

「うごきのデザイン」では 赤い人と沢山の黒いスーツの人たちによる様々な「どうせん」をアニメーションしていくので 結構たいへんな作業となります。
ほとんど1、2カットで話が進められていくので 場当たり的に作業を進めていくとタイミングがずれたり、整合性がとれなくなって お話が分からなくなってしまいます。
なので、いつも全体のアニメーションの流れを頭の中でイメージしてから、作業に入るようにしています。 

一方「きせる」のキャラクターは、一人か二人しか登場しませんが、お話が着せ替えごっこのようなものなので、下着から順番に色々な服を着せていかなければなりません。
靴やジャンパー、ズボンやリュック、帽子など様々なアイテムをぜんぶ3Dでモデリングして、実際の着せ替え人形のように、キャラクターに着せていくのです。
ストーリーを考えるとき、このモデリング作業のことを考えずに、ちょっと大変な服装や、アイテムを設定してしまった時は、ちょっと後悔してしまうこともあります(笑) 

実は赤い人も、いつも同じ服装ではなく、マイナーながら色々なファッションを着こなしています。
どの赤い人がどんなエピソードだったか、思い出してみてください。

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