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制作スタッフによる現場日誌

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  2. 2016年10月

「解散!」コーナー 真俯瞰(まふかん)のはなし

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 「解散!」コーナーの最後に、物のすべてのパーツが整列しているカットがありますよね。撮影スタジオではそのカットを「整列カット」と呼んでいます。上の画像①は、「布団と枕」の整列のカットを撮影している場面で、②はその時撮れた画像です。
 真っすぐ上から見下ろしたアングルを真俯瞰(まふかん)と、撮影の仕事では呼びます。解散でいろんなものを真俯瞰で撮影したのですが、当然のことながら、物のサイズは大小様々なので、同じ俯瞰でもカメラを上げる高さが全然違うんですよ。「ふとん、まくら」は、スタジオの中で撮影した物のなかでは特に面積が広かった物のひとつです。だから、カメラもものすごく高く上がらなくてはいけません。それが①の画像です。比較のために逆にものすごく小さい方の画像を載せますと③がお茶漬けのもとです。撮影中の写真は見当たらなかったんですけど、このセッティングはモノにがっつり寄って撮影しています。

 実際にはサイズが全くかけ離れた物ばかりなのに、高い所でセッティングする場合の労力もかなり違うのに、撮影してしまえばTVモニターの四角の中に、同じサイズできちんと収まって、すべてが平等なモノのように見えてくるから不思議です。

 時には小さい物でも特徴や形の意味を観察していくと、とても存在感のある物体だと解ってきます。大きさというのは一つの要素であって、個性を比べる時にはそればかりに気を取られては行けない・・・という気がしてきます。

 

 実は明日、10/22土曜の「デザインあ」は、解散スペシャルの再放送です。「デザインあ」玄人のみな様には、最後の真俯瞰にも注目していただき、物によってどれくらい撮影する広さの差があるのか想像してみても面白いかもしれません。15分間ほぼ、ずっと解散。野外に出て、「布団とまくら」よりも広大な面積を写したあの回も出てきますよ。お楽しみに!

あなたの知らない信号機

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今回の「デザインの見学」は、テーマが信号機。
深いのか浅いのかよくわからないテーマである…。

実際に信号機を製造している会社に取材に行ってみると、実物の大きさや性能に感動。
例えば、普段よくみる車両用信号灯機は最新のもので消費電力わずか10w以下。豆電球と同じくらいという脅威の性能。しかも、12~13年以上LEDが切れない…。

また、街中の信号機をよく見てみると、とても計算された場所、角度で設置されている。
信号を見誤って事故がないようにひさしを長くしたり、ルーバーと呼ばれる正面からしか見えないようにする檻のようなものを取り付けたり、可能な限り事故を防ぐ努力がされていて、なんというか、完成度が高いのだ。
他にも雪がつもらないようにだったり、風で倒れないようにだったり、全国の信号機はとても考えられて設置されている。

全国に20万台以上ある信号機は、年間3000台ほどしか交換されていない。
だけど、1台1台完璧に設置されている。
そしてこれからも。

日本は信号大国だ。

〜青信号 感謝せずには 渡れない〜

「みんなのあ」のきもち

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みなさんこんにちは。
今日は毎日番組に届く、「みんなのあ」についてお話したいと思います。 

お送り頂いた「みんなのあ」は毎月佐藤卓さんと中村勇吾さんがすべてに目を通し、選んだ作品をHPに載せています。その中からさらに「これはおもしろい!」とディレクターが取り上げた作品がテレビで放送されるんですね。

毎月平均250~300作品送られてくるのですが、どれもとても素敵な作品ばかり。
それも日本国内だけでなく、海外からも届くことがあります。
ひとつひとつ「時間をかけて描いてくれたんだな~」とか、「このコーナーがお気に入りなのね!」とか。作品から思いが伝わってきます。

中には、お手紙を書いてくださる方もいて、本当に番組制作チームの励みになっています。(作品も手紙も大切に保管しています!)

 こんなに沢山の作品があるのに、同じものはひとつもない。
色鉛筆でかいたり、クレヨンでかいたり、絵の具でかいたり・・。
同じものを見て描いていても、絵に描いたものは全然ちがう雰囲気をもっています。
不思議ですよね、描いている人の味があるんです。
そんな作品を見ていると、「こんな風に見たことなかった!」なんて思うことが沢山あります。
「あ」自体が踊っている人の様に見えたり、自転車のハンドルとタイヤに見えたり・・。
文字や物をしっかり観察しているから、形が似ていることに気がつくのかもしれません。 

「あ」だけではなく、身の回りのものをよーく観察していると、なにか別のものとの共通点を見つけることができるかもしれませんね。
これからもぜひ「あ」が何かに見えたら作品にして、番組に送ってください。
楽しみにお待ちしております!