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制作スタッフによる現場日誌

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  2. 2016年4月

アン・ドゥ・トロワ

nori0430.png

みなさん、こんにちは。


「アン・ドゥ・トロワ」を担当しているNoritakeです。plaplaxさんと一緒に担当しています。


「アン・ドゥ・トロワ」は、日常行っている何気ない動作の美しさを、

アン ドゥ トロワ(1,2,3)のかけ声とシンプルなイラストで表現するコーナー。


動画前半で、行為の美しさのみをみせ、後半でその周囲の状況も足して、

その行為の意味を伝えます。

私たちの日常にある行為の美しさを感じ取ってもらいやすい展開となっています。


制作は毎回、plaplaxさんと一緒にアン ドゥ トロワでまとまる日常の動作を探し出す会議から

始まり、その後、イラストの見本のための撮影(plaplax)~イラスト作画(Noritake)~動画編集

(plaplax)という流れで進行します。


何気ない日常の中に美しさを見つけること、三拍子で落ち着くモチーフ探しは意外と難しく、

毎回、会議スペースでは、デザインあスタッフも含め、椅子に座った話し合いというより、

みんなの身振り手振りや動いてみての検証が続くものとなります。

その後、まとまったプランを撮影、イラストに書き起こす3つの動作を私が受け取り、

作画となります。


作画で重要なのは「足りない」のバランスです。

資料写真のほうが情報量が画面上多い(具体的には人物の表情、服のシワや色など)ため、

その中の情報の中でどれを吸い上げて、どれを捨てるかが、このコーナーの作画の肝です。

また、少しの色と線のみで表すので、線の太さや強弱にも気を使っていきます。

遠近は陰影でなく線の太さと本数で表します。

少し「足りない」くらいの絵を見て、それぞれの経験で補足してもらうような

バランスを目指しています。

それはイラスト制作において普段からおこなっていることで、本作に限ったことではないですが、

とりわけ「アン・ドゥ・トロワ」では、そのことを強く意識しています。


作画後は、plaplaxさんにお任せし、微調整を相談し仕上がっていきます。


本作で表したいのは、行為の美しさから広がる、人の営みの豊かさにあります。

私たちが生まれてから死ぬまで、多くの経験をしていきます。大きな事象でなく、

繰り返し繰り返し行う日常にある行為ひとつひとつにも美しさは存在し、

楽しみや喜びを積み重ねているということ。

とはいえ、毎回そんなことは忘れて、楽しんでご覧いただけると嬉しいです。


小さいお子さんにとって、それが当たり前に捉えられる大人になるというのは、

素晴らしいことと思います。

てへへへへ。脳内のはなし。

dessan_nounai.jpg

4月から新しいコーナーがスタートしました。「デッサンあ 脳内」です。みなさん、見て頂けましたでしょうか?

「デッサンあ脳内」はモチーフを見るのではなく、思い出して描くデッサンです。初回のモチーフは自転車。自転車、みなさん知っていますよね?もちろん、知っていると思いますが、描こうと思うとこれが描けない。

見ているようで、見ていない。
知ってると、理解しているは違う。

そんなことをテーマにして作ったコーナーだったのですが、、いやあ、収録現場、おもしろかったです。みなさん、それぞれ思い出し方が違う。
ばーっと、描きあげる方。布が被さって見えないモチーフをじっと見つめる方。何度も空を見上げて考える方。時に自転車のハンドルを持っているポーズをして、身体から思い出そうとする方。

できあがったデッサンもいつもと違った見応えがあります。
ぱっと見は自転車なんですけど、よくよく見ると、これ、動かないよね。
これは、かろうじて乗れそうだけど、身体が痛くなりそうだな。
あれは、ちゃんと走るよ。でも、もしかして強度に問題あるかも。
なんて、デッサンを見て楽しむこともできます。

あと、いつもの「デッサンあ」と違ったのは、できあがりの絵を持って、カメラに向かってにっこり笑ってもらうシーン。テレビカメラに向かって、「はいっ!笑ってくださーい!!」と言われたら、ちょっとどきどきしますよね。ぱっと、笑顔を出してくれる方もいれば、硬い表情のままの方もいたりするのですが、「デッサンあ脳内」は漏れなくみなさん、笑顔です。
てへへへ。ってな具合に、照れながら作品を持ってくれています。
すごい、いい表情なんです。
「照れ」がみせる、隙っていうのは、なんでしょうね。編集をしてて、いいなと思ってしまいました。

因みに、今回「デッサンあ脳内」に参加して頂いた方は、いつもの「デッサンあ」の収録にも参加してもらいました。2つの収録が終わった後に「どっちが楽しかったですか?」と聞いてみました。
答えは、なんと半々。
どちらも違った楽しみがあります。

みなさんも、「デッサンあ脳内」ぜひやってみてみ下さい。なにせ、脳内のものを描くわけですから、どこででもできます。「てへへへ」なんていいながら友達と見せ合うのも楽しいかもしれませんよ。

「デッサンあ 脳内」、明日23(土)7:00〜から、再放送です。

紹介ムービーが更新されました!

みなさんこんにちは。

新年度が始まり、「デザインあ」も101本目からのスタートを切りました。
これからも皆さんに楽しんでいただける番組作りができるよう頑張ります!

 

ということで、ホームページの「番組紹介ムービー」のコンテンツを2つ更新しました!

「うごきのデザイン」は、夏らしいプールの回に。

なんとこれは番組が始まった1年目に制作されたものです。
何度見ても笑い飯さんの軽快なやりとりがコミカルで笑えますよね。

 

そしてそして!
なんとあの、SHOOT&EDITも映像で見ることができちゃいます!
こちらは映像の撮影・編集手法をバンド演奏とダンスにのせてお届けするうたです。

「デザインあ」のうたは、映像と組み合わせてひとつの表現になっているので
これからHPでも、映像で紹介できるといいな、と思っております。
HPもちょこちょこ更新されているので、お時間のあるときにぜひ覗いてみてください。

 

最後のお知らせ。
月曜から金曜の朝に放送している「デザインあ5分版」ですが、今までの木曜夕方に加え、新たに月曜午後にもOA枠が!

月曜午後3:55~4:00 Eテレ 

 こちらでも、ぜひお楽しみください。

100回記念は5年間を凝縮〜♪

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「5年間を凝縮…」
「5年間分の映像素材を凝縮…」
「5年間、数百個のコーナーを1から全部観て、面白かったところを抜き出して取捨選択して15分ピッタリに収める…」

実際に100回記念の編集を始めて割とすぐに、とんでもなく大変な作業ということに気がつきました…

過去の素材をコーナーごとにまとめるだけで70~80時間経過。
音楽に合わせて使いどころをつなぐ作業で20〜30時間。
仮編集のチェックから中村勇吾氏が作業に加わり、30時間編集。
四六時中、頭の中でデザインあの音楽が鳴ってました…

しかし、そんな2週間以上に及ぶ大編集作業は「デザインあ」のこれまでのいろいろな喜びや苦労を振り返ると同時に、改めて番組作りの楽しさを感じさせてくれました。

 

あと長時間の編集作業で腰痛になり、改めて自分の“老い”も感じさせてくれました。

そんな100回記念が明日、4月2日(土)朝7:00から再放送されます。
前回見逃した方も今回初めての方もぜひご覧ください!