【ゴジだっちゃ!】令和3年4月26日(月)
月曜日担当の菊池佳南です。
今日のメッセージテーマは、「あやつり人形」でした。
あやつり人形といえば、小さい頃、ひょっこりひょうたん島にあこがれて、
我が家のぬいぐるみを総動員して、総指揮・人形操縦・作・演出、私!の
人形劇を繰り広げたことを思い出しました。
おうちで、無観客上演でしたね。(笑)
今日のだっちゃ通信は…スペシャルバージョン!!
福島出身のクリエイティブディレクター、箭内道彦さんと電話をつなぎました!
東京2020イベント「しあわせはこぶ旅 モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ」に
登場する巨大人形「モッコ」、そしてイベントについていろいろ伺いました。
「モッコ」の身長は10mもあり、名前は宮藤官九郎さんが名付けました。
又吉直樹さんから「つながり人形」と呼んだらどう?と提案があったのだそう。
つながり、は、たしかにあたたかい響きの言葉ですね。
子どもたちとワークショップをして出来上がったデザイン。
子どもたちの感性の爆発力を感じます。
杉尾さんが「風の又三郎みたい」と。なるほど!
イベントでは岩手・宮城・福島を巡って、モッコが踊ったり、歩いたり、歌ったり。
とても迫力がありそうです。
事前予約が必要で、その際は是非「東北復興への思い」のメッセージもご記入を!
そのメッセージが歌詞に構成されてオリジナル楽曲が制作されます。
みんなで作っていきたい、という箭内さんの言葉が印象的でした。
“モッコ”が東北にやって来るのが、楽しみです!
「佳南の夕暮れ劇場」は、西会津国際芸術村で行われる
演劇公演『詩劇 響きと怒り』のご紹介でした。
西会津国際芸術村は、福島県耶麻郡にある旧新郷中学校の木造校舎を活用した
“ふるくてあたらしい”暮らしを創造するクリエイティブエンター。
素敵な活動と雰囲気が満載の場所で行われる公演です。
アメリカ南部の作家ウィリアム・フォークナーの小説「響きと怒り」を、
詩、音楽、映像などで再構成する演劇作品。
西会津の広大な自然と力強い言葉の響きを、楽しめそうです。
詳しくは、西会津国際芸術村のHPをご覧ください♪
新年度からリニューアル!ムーディーなジングルでお届けする「みちのく 本のほそ道」。
仙台の出版社、荒蝦夷代表の土方正志さんにご紹介いただいた今月の3冊は、こちら。
1)無刑人 芦東山/熊谷達也/潮出版社
2)「たくさんのふしぎ 海と川が生んだたからもの北上川のヨシ原」/堀内孝(文・写真)・牧野伊三夫(絵)/福音館書店
3)百年の孤舟/志賀泉/荒蝦夷
岩手・宮城・福島三県それぞれにまつわる本たちです。
岩手は一関市の偉人、芦東山という儒学者の生涯を描いた歴史小説『無刑人』は、
熊谷達也さんの最新作。藤沢周平のような味わいの歴史小説…興味津々です。
『たくさんのふしぎ 海と川が生んだたからもの北上川のヨシ原』は、
宮城の北上川河口にあるヨシ原について、分かりやすく書かれた児童向け書籍。
美しい写真と絵で、力強いヨシ原が本の中に広がっています。
福島県南相馬市小高区出身の作家、志賀泉さんの渾身の短編小説集『百年の孤舟』は、
小説だからこそ、現地の空気感などがリアルに伝わってくる感じがします。
どの作品も、まっすぐに胸に響きます。
今年の大型連休は、本の世界の中で東北を歩くも、いいかもしれませんね。
【曲】
マリオネット・ダンス/ブレッド&バター
※明日のメッセージテーマは「ネオ○○(○○ネオ)」です。
投稿者:ゴジだっちゃ!スタッフ | 投稿時間:19:05 | カテゴリ:今日のだっちゃ | 固定リンク