【ゴジだっちゃ!】令和2年6月1日(月)
月曜日担当の菊池佳南です。
「アーティスト応援2Weeks」、第2週は演劇人ウィークです!
お一人目のゲストは、石巻出身の女優、三國裕子さんにお越しいただきました。
そして、コロナの影響下でずっと電話インタビューでしたが、
ようやく、ゲストをスタジオにお呼びすることができました…!!
アクリルパネル越しでも、やっぱり直接お会いできるのは、本当に嬉しいですね。
三國裕子さんは、石巻で中学2年生の時に演劇に出会い、高校卒業後に東京へ。
つかこうへい氏と「熱海殺人事件」の初演を作り上げ、風間杜夫さんや、
劇団東京乾電池で柄本明さんなどとも共演。
その後ニューヨークへ留学など、精力的に演劇の第一線で活躍したのちに、石巻へ帰郷。
石巻で市民の方々と共に、演劇を作り上げ、その喜びを伝えて来ました。
今回、三國さんに読んでいただいた作品は、
2作品とも、菊池がリクエストさせていただきました。
私が、三國さんの声で聴きたかった作品を、収録から間近で聴かせていただいちゃいました。
なんとぜいたくな時間でしょう…!!!!
私が一番ぜいたくをしていますね。笑
一作目は、小川未明さんのちょっと不思議でクスッと笑える童話。
二作目は、どこか色っぽい魅力いっぱいの、お母さん、岡本かの子さんの散文詩でした。
言葉の一つ一つが、心に染み入ってきました。
震災後に、昨年はじめて震災を描いた舞台「咆哮(ほうこう)私たちはもう泣かない」を上演。
来年の石巻市に出来る新しい文化複合施設での、多くの市民の方と一緒に上演を目指しています。
アーティストにできることは、心の防災、という言葉が胸に残りました。
コロナ禍が落ち着き、みんなが安心して、演劇を作ることへ、
観ることへ、向かっていける世界が、早く来ることを、祈ります!
その時は、ぜひ一緒に、舞台に立ちたいです!
※5/25~6/5のメッセージテーマは「応援・エール」です。
投稿者:ゴジだっちゃ!スタッフ | 投稿時間:19:07 | カテゴリ:今日のだっちゃ | 固定リンク