2019年04月04日 (木)
【ゴジだっちゃ!】平成31年4月4日(木)
木曜日担当の安藤歩美です。
今日は平成生まれの在仙作家・根本聡一郎さんにお越しいただき、
作品のことやご自身の思いなどをいろいろお聞きしました!
インターネット、スマホ、SNSなどが生活に浸透し、
知らず知らずのうちに膨大な個人情報を発信してしまっている現代。
その課題を描いた新作「ウィザードグラス」が3月に発売されました。
根本さんは福島県いわき市の出身で、東日本大震災のときは大学生。
震災直後にtwitter上で、マスメディアでは報じられない
給水所の場所などの地域に必要とされる細かい情報を届ける活動をする中で
インターネットメディアやSNSの発信力を感じる一方、
被災地の悪質なデマが流れるなどの負の側面も実感したといいます。
そんな現代社会が抱える課題を作品に反映し、投げかけている根本さん。
扱うテーマは毎回社会派かつ壮大なのですが、
「エンターテインメントとしておもしろく読者に届けたい」と、
小説にはおもしろさやスリルがふんだんで、
ほろりとしてしまう場面もあり、一気に読み進めてしまいます。
ぜひ書店で手にとってみて下さい!
「週刊 防災士」は、東北福祉大学防災士協議会・会長の舩渡忠男さんと
チーム防災士の澤井聡玖さんでした。
東北福祉大が開いている「311『伝える/備える』次世代塾」
について話してくれました。
震災直後の課題から現在の被災地の抱える課題まで、
実地研修も交えながら「震災」に向き合う通年講座。
他大学の大学生や社会人も受講が可能で、
現在受講生を募集中とのこと。ご興味のある方は、ぜひ!
※明日のメッセージテーマは「令和の未来図」です
投稿者:ゴジだっちゃ!スタッフ | 投稿時間:19:22