2019年03月06日 (水)
【ゴジだっちゃ!】平成31年3月6日(水)
名雪さんに代わって、今日担当の星川幸です。
きょうは、国会中継のため午後5時33分スタートでした!
「月刊 井戸端ジャーナル」では、東日本大震災から8年を迎える被災地の課題、
特に「子どもたち」が抱える問題について、
ジャーナリストの高成田享さんに聞きました。
震災のトラウマを克服し元気に成長している子どもたちがいる一方で、
時を経た今だからこそ、心が不安定になっている例があることをお話くださいました。
震災直後、親が生活再建に忙しく十分に愛情を受けられなかった子ども、
津波で亡くした兄弟・姉妹を悼む親の姿に寂しさを感じる子ども、
また、親を亡くし、再婚後に新たにできた家庭になじめない子ども、
抱えた不安や想いを発散できず、学校で問題行動をおこしてしまうこともあるそうです。
被災状況も家庭環境もそれぞれ。
「被災地の子どもたち」とひとくくりにできない、ひとりひとりの苦しみを小さな胸に抱えています。
津波で壊された建物や街は復興工事が進み、その姿はどんどん変わってきています。
そうして目に見える復興だけではく、目に見えない「心」の問題は、
この先もずっと続くものなのだと感じました。
錦町公園に花が咲き始めました。
でも、寒さと暖かさがくり返しやってきますので、体調管理をしっかりしましょうね。
※明日のメッセージテーマは「震災のこと、話していますか?」です
投稿者:ゴジだっちゃ!スタッフ | 投稿時間:18:33