予防にはMRワクチン
(麻疹混合ワクチン)を!

風疹の予防には、風疹と麻疹(はしか)の2つを予防する「混合ワクチン(MRワクチン)」を打ちます。

風疹だけの「単独ワクチン」もありますが、成人は麻疹の抗体が少ない人も多いので、国や専門家は混合(MR)ワクチンの接種を勧めています。(妊娠中に麻疹にかかると流産や早産のリスクが高くなります)
また風疹のワクチンは1回の接種で約95%、2回の接種で約99%が風疹を予防できるとされています。確実に抗体をつけるために、2回の接種が勧められています。(接種歴が分からないなどで、3回接種したとしても問題ありません)

接種費用は?
自治体の補助は?

風疹ワクチンの接種は、最寄りの内科や小児科で受けることができます。
ただし、接種には保険が適用されないため、医療機関ごとに費用はまちまちです。

    費用は「単独ワクチン」は4000〜8000円、「混合ワクチン」は7000〜1万2000円くらいです。医療機関に事前にご確認ください。
市区町村によっては、風疹の抗体検査やワクチンの接種費用を助成しているところもあります。市区町村のホームページをご覧下さい。

電話で予約

医療機関にワクチンの在庫はない場合も多く、電話で予約が必要です。     内科と比べて小児科は、子どもの定期接種のためにMRワクチンを置いているところもあり、その日に接種できる場合もあります。「大人も小児科」と覚えておくと便利です。

ネットで病院を調べる

東京都の場合、「ひまわり」という、医療機関の検索サイトがあります。
サイトはこちら(クリックするとNHKサイトを離れます)

使い方は、

             
  • トップページの「医療機関をさがす」の欄にある「他の項目から探す」をクリック
  • 「予防接種」をクリック
  • 「医療機関の場所」で住所や地図から希望地を入力
  • 「日時」は「指定無し」を選択したほうがよいでしょう
  • 「予防接種」の項目には「風疹」と「二種混合(麻疹+風疹)」のどちらか、または両方にチェックを入れます
  • 「検索する」をクリックすると、医療機関の一覧が表示されます。

接種にあたって

接種は必ず、医師と相談のうえで受けてください。
現在妊娠の可能性がある、または妊娠中の女性は接種できません。
また、ワクチン接種から2か月間は避妊が必要です。

風疹ワクチンの安全性は?

ワクチンの安全性に不安を感じるという方のご意見が時折サイトに寄せられます。

まず、すでに国内では原則すべての1歳児と小学校入学前1年間の幼児に、麻疹と風疹の混合ワクチンが接種されています。

国立感染症研究所では公式サイトの「風疹Q&A」の中で、「風疹ワクチンは、副反応の少ない非常に安全なワクチンの一つです」としたうえで、「重大な副反応としてまれにショック、アナフィラキシー様症状、全身のじんましんの報告があります。また、まれに(100万人接種あたり1〜3人程度)急性血小板減少性紫斑病が報告されています。その他の副反応として、発疹、紅斑、掻痒、発熱、リンパ節の腫れ、または関節痛などをみることがあります。成人女性に接種した場合、子供に比して関節痛を訴える頻度が高いといわれています」と説明しています。

→ 国立感染症研究所の「風疹Q&A」はこちら

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ワクチン接種直後に
妊娠が分かったら?

風疹のワクチンは、風疹ウイルスの毒性を弱めた「生ワクチン」のため、 おなかの赤ちゃんへの影響を考えて、添付文書に「妊娠可能な女性は、1か月間避妊したあとに接種、接種後2か月間は妊娠しないよう注意」と書かれています。

ただ、これまで、ワクチンの接種後に妊娠が分かった数千人規模のデータで、風疹による障害が赤ちゃんに出たという報告は世界で1例もないということです。

このため、万が一接種直後に妊娠が分かったとしても、安易に中絶などを 考えず、専門の医療機関で相談して下さい。
(男性については、接種後の避妊は必要ありません。)

こちらに厚生労働省の研究班の見解が公表されています。

http://shusanki.org/clipping_page.html?id=342

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