風疹関連ニュース

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「お父さん、風疹の検査した?」子どもを通じて父親に風疹抗体検査や予防接種呼びかけ 2020年02月10日

全国的な流行が続く風疹について、学校に通う子どもの父親の世代に抗体を持たない人が多いことから、福島県は小中学校や高校に通う子どもを通じて、保護者に無料の検査の受診などを呼びかける、独自の対策に乗り出しました。

風疹は全国的な流行が続いていて、妊婦が感染すると生まれてくる子どもの心臓や目、耳などに「先天性風疹症候群」と呼ばれる障害が出ることがあります。

国は風疹の抗体を持たない人が多い40歳から57歳の男性を対象に抗体検査や予防接種を無料で受けられるクーポンを配布していますが、抗体検査の受診は伸び悩んでいて、ことし7月までに480万人に実施するという目標に対し、検査を受けた人は去年11月時点で109万人にとどまっています。

こうした中、福島県は、この年代が学校などに通う子どもの父親の世代にあたることから、県内すべての小中学校と高校、それに保育所や幼稚園を通じて検査の受診や予防接種を呼びかける独自の対策に乗り出しました。

子どもに手紙を持ち帰ってもらうことなどを通して保護者に注意を促すのがねらいで、厚生労働省によりますと、都道府県単位でこうした取り組みを行うのは初めてではないかということです。

県地域医療課の本田あゆみ主幹は「子どもから手紙を受け取ったお父さんは自分のことと受け止めて、抗体検査や予防接種を受けてほしい」と話しています。