風疹関連ニュース

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抗体検査など職場で風疹の対策を 2019年05月24日


23日、名古屋市で、職場での風疹対策を考えるシンポジウムが開かれ、風疹による障害で娘を亡くした女性が、職場の健康診断で抗体検査を行うなど対策を進めてほしいと訴えました。

全国の産業医などが集まる学会で行われたシンポジウムではまず筑波大学の堀愛助教が、風疹は去年の夏以降成人の男性を中心に流行し、ことしに入ってから2人の赤ちゃんが先天性風疹症候群で生まれていると報告しました。
このあと、娘を風疹による障害で亡くした岐阜市の可児佳代さんが「風疹はワクチンで防げるのに流行を繰り返し、生まれてくる子どもたちに障害を負わせていることが悔しい。職場で抗体検査やワクチン接種を進めてほしい」と訴えました。
シンポジウムでは静岡県の掛川市の企業が4年前、社員が風疹を発症したことをきっかけにワクチンの接種費用を補助するなどの取り組みを進めたところ、社員の99%が抗体をもつようになったと報告しました。
参加した産業医の1人は「職場で妊娠中の女性が感染することがないように、職場の健診で抗体検査を取り入れていきたい」と話していました。