風疹関連ニュース

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風疹患者増加続く ワクチン接種呼びかけ 2019年05月10日


風疹の患者は先月28日までの1週間に全国で新たに34人報告され、患者数の増加が続いています。

風疹は発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症です。妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が起きる「先天性風疹症候群」になるおそれがあり、ことしに入ってからは埼玉県と東京で合わせて2人が先天性風疹症候群と診断されています。

国立感染症研究所によりますと、先月28日までの1週間に全国の医療機関から新たに報告された風疹の患者は34人で、ことしに入ってからの患者数は1377人となりました。

都道府県別にみますと東京で448人、神奈川県で168人、千葉県で131人などとなっています。

専門家は妊娠する可能性がある女性はあらかじめワクチン接種を行っておくほか、男性も無料の制度を活用するなどして積極的にワクチンを接種するよう呼びかけています。

川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「風疹は潜伏期間が2週間以上ある。大型連休中に海外の流行地域で感染して帰国した人がこれから発症し、流行が拡大する懸念もある。海外から帰国して発熱や発疹がある場合は医療機関に相談してほしい」と話しています。

専門家「海外から帰国後の体調に注意」

感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、「はしかの感染はアジアやヨーロッパ、それにアメリカでも拡大している。流行地域から帰国した人が国内ではしかを発症して感染が拡大することを心配している。帰国して2週間以内に発熱や発疹が出た場合は注意してほしい」と話していました。

そのうえで、はしか以外の感染症についても「たとえば、海外で蚊にさされたあと国内でデング熱を発症するケースなどもある。帰国後の健康状態がいつもと異なる場合は、なるべく早めに医療機関にかかり、どこに旅行したのかを伝えることが必要だ」と話していました。