風疹関連ニュース

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風疹ワクチン「足りない」 医療機関3割余 医師などの団体調査 2018年12月13日

流行している風疹について、予防接種のワクチンが「足りない」という医療機関が3割余りに上っていることが、医師などの団体が行った調査で分かりました。厚生労働省は、予防接種を受ける前にまずは免疫があるかを調べる抗体検査を受けるよう呼びかけています。

風疹は妊婦が感染すると赤ちゃんに障害が出るおそれがありますが、ことしの患者数は2400人を超えています。

こうした中、医師などで作る団体「東京保険医協会」は、風疹の予防接種の現状などについて、先月、アンケート調査を行い、都内の851の医療機関から回答を得ました。

それによりますと「ワクチンが足りない」と答えた医療機関は3割余りに上りました。

また、予防接種を希望する人への対応を尋ねたところ、ふだん診ている患者を優先し新規の人は断っている、大人は見合わせている、全く対応できていないなど、およそ3割の医療機関で何らかの問題が生じているということです。

このため、団体は厚生労働省に対してワクチンがどれくらい不足しているのか現状を詳しく把握し、対策をとることを求めています。

厚生労働省は、流行の中心となっている39歳から56歳までの男性について来年から予防接種を原則無料とする方針ですが、まずは免疫があるかを調べる抗体検査を受けて、免疫が不十分だった場合に予防接種を受けるよう呼びかけています。