風疹関連ニュース

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風疹患者増加 大阪で妊婦が感染 2018年12月13日


風疹の患者が増える中、先月、大阪で妊娠中の女性1人が風疹に感染していたことが分かりました。
風疹は、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんに障害が出るおそれがあることから、専門家は流行の中心となっている30代から50代の男性は速やかにワクチンを接種してほしいと呼びかけています。

風疹は、ことし夏以降、30代から50代の男性を中心に患者が増えていて、これまでに報告された患者の数は全国で2400人を超えて10年前に現在の方法で統計を取り始めて以降、平成25年につぐ2番目の多さとなっています。
こうした中、大阪府で、先月25日までに妊娠中の女性1人の感染が報告されていたことが分かりました。
関係者によりますと女性は20代で妊娠初期だったということで、大阪府内の医療機関を受診して感染が確認されたということです。
風疹は妊娠20週くらいまでの女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの耳や目、心臓などに障害が出るおそれがありますが、妊娠中はワクチンを接種することができません。

 

“妊婦感染防止 ワクチン接種を”

風疹予防の活動を進めてきた大阪小児科医会の藤岡雅司理事は、「2012年から2013年にかけて大流行したときは、45人の先天性風疹症候群の子どもが生まれた。国や医療者も二度と起こらないようにと取り組んでいた中、再び妊婦が感染したことは残念だ。妊婦への感染を防ぐには社会全体が取り組むことが必要だ。自分は風疹にかからない、とか自分は関係ないなどと考えている人も含めて、特に30代から50代の男性は速やかにワクチンを接種してほしい」と話しています。

 

関西の風疹患者 200人に

関西の風疹の患者数は、今月9日までの1週間に新たに11人が報告され、これまでの患者は200人になりました。
それぞれの府県では引き続き警戒が必要だとしてワクチンの接種などの対策を呼びかけています。
風疹は発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害がおきる「先天性風疹症候群」になるおそれがあります。
ことしの患者は、首都圏を中心に全国であわせて2400人を超え現在の方法で統計を取り始めたこの10年では平成25年に次ぐ2番目の多さとなっています。
関西2府4県の患者数は、今月9日までに前の週よりも11人増えてあわせて200人となりました。
府県別に見てみますと、▽大阪府が前の週より7人増えて113人、▽兵庫県が2人増えて43人、▽京都府が2人増えて18人、▽滋賀県は前の週と変わらず11人、▽和歌山県も変わらず8人、▽奈良県も変わらず7人となっています。
それぞれの府県では引き続き警戒が必要だとして、ワクチンの接種などの対策を呼びかけています。