風疹関連ニュース

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混合ワクチン告発の映画”信ぴょう性に問題あり”上映中止へ 2018年11月08日

はしかやおたふくかぜ、風疹の混合ワクチンの危険性を告発する内容のアメリカのドキュメンタリー映画について、配給会社が内容を検討した結果、「映画の信ぴょう性自体に疑いが生じている」などとして、今月(11月)に予定していた劇場公開を中止すると発表しました。

ドキュメンタリー映画「MMRワクチン告発」は、アメリカのCDC=疾病対策センターの研究員の告発を基に、はしか、おたふくかぜ、風疹の三種混合ワクチンの接種と、自閉症の発症の関連を追及する内容で、福岡市の配給会社が、今月17日から東京で劇場公開することを決め、神奈川県や愛知県で順次、上映される予定でした。
配給会社は、映画をPRする映像をホームページで紹介していましたが、その際、平成26年に医師や患者で作る団体などがワクチン接種の重要性を訴えて行った街頭行進の様子を勝手に使っていました。
これらの団体は、自分たちの活動が全く逆の意図で使われ、誤解を与えるとして抗議し、これを受けて会社は、詳細に検討した結果、映画の信ぴょう性自体にも疑いが生じているなどとして7日になって劇場公開を中止すると発表しました。
この映画を巡っては、内容に問題があるとして、2016年にニューヨークで開かれた映画祭で上映が中止になったほか、日本での公開についても医療関係者などから反対する声が上がっていました。
配給会社は「それなりのリサーチはしていましたが、足りませんでした。関係者に深くおわびします」などとコメントしています。