風疹関連ニュース

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風疹の抗体不十分でも半数が接種せず 2016年02月09日

妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんに障害が出るおそれのある風疹について、妊娠中などに検査を受け、抗体が不十分だった女性の半数近くが、その後も予防接種を受けていないことが民間の調査機関の調べで分かりました。

 

この調査は、出産・育児に関する調査研究をしている「赤すぐ総研」が、去年(平成27年)全国の0歳から2歳までの子どもがいる2181人の女性を対象に行いました。その結果、妊娠前、あるいは妊娠中に風疹の抗体検査を受けた人は75%で、このうち22.6%の人は抗体が不十分だったということです。 さらに、抗体が不十分だった人のうち、その後、産前や産後に予防接種を受けた人は54.5%で、受けていない人が半数近くいることが分かりました。

 

風疹は妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの耳や目、心臓などに障害が出るおそれがあり、平成24年から25年にかけて大人の間で流行した際には45人の赤ちゃんに障害が出ました。国立感染症研究所の多屋馨子室長は「抗体の検査だけで終わるのではなく、ワクチンの費用を助成している自治体もあるので、積極的に予防接種をしてほしい」と話しています。