風疹関連ニュース

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“早めに風疹抗体の検査を” 2015年01月23日

妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が出るおそれがある風疹について、愛知、岐阜、三重の東海3県の自治体の多くは今年度、妊娠を希望する女性などを対象に無料で風疹の抗体検査を実施しています。しかし、これまでに利用者が少ないことから早めに検査を受けるよう呼びかけています。

 

風疹は妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんが耳や目、心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあります。

平成24年から25年にかけての流行では風疹の患者の多くは成人で、その結果、45人の赤ちゃんに障害が出ました。このため全国の自治体の多くは今年度、妊娠を希望する女性などを対象に風疹の抗体があるかどうかを調べる検査を医療機関で無料で行っています。

 

しかし、愛知県によりますと、県内の政令市や中核市を除いた自治体で去年11月末までに検査を受けた人は1120人で、当初予定していた半数にもならず、岐阜県や三重県も予定を下回っているということです。

 

さらに、愛知県では検査を受けた人のうち3割の人が十分な抗体がなかったということです。
愛知県健康対策課の奥田健司主幹は「風疹は通常、春から夏にかけて流行するので住んでいる市町村に確認した上で、早めに抗体検査を受け、抗体が不十分であればワクチンの接種をしてほしい」と話しています。