風疹関連ニュース

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先天性風疹症の赤ちゃん30人に 2013年12月06日

風疹の流行の影響で、赤ちゃんに障害が出る症例が全国で相次ぐなか、新たに1人の赤ちゃんが、「先天性風疹症候群」と診断され、去年からの流行で障害が出た赤ちゃんは、全国で30人に上りました。

 

風疹は、妊娠中の母親が感染すると、赤ちゃんの心臓や目、耳などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあり、ことしの春から夏にかけて、風疹の流行がピークとなったことから、この冬にかけて生まれる赤ちゃんへの影響が心配されています。
こうしたなか、先週、神奈川県で、新たに1人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたと医療機関から報告があり、去年から続く流行で、「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは全国で30人に上りました。

 

国立感染症研究所などによりますと、都道府県別では、東京が12人と最も多く、大阪が5人、埼玉が3人などとなっていて、少なくとも母親のうち14人は、予防接種を受けていなかったということです。
国立成育医療研究センターの久保隆彦医師は、「30人という数字を国は深刻に受け止めるべきだ。妊娠を希望する女性だけでなく、流行の中心となった20代から40代の男性が予防接種を受けるように対策を取らなければ、今後また流行を繰り返すことになりかねない」と指摘しています。