風疹関連ニュース

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風疹のワクチン接種直後に妊娠 相談相次ぐ 2013年05月22日

風疹が流行する中、ワクチンの接種直後に妊娠していることが分かり、赤ちゃんへの影響を心配して医療機関に相談に訪れる妊婦が相次いでいます。

 

 

東京・世田谷区にある国立成育医療研究センターには、妊娠中に風疹に感染した女性からの相談が相次いでいて、今月に入ってからは、風疹のワクチンを接種した直後に妊娠していることが分かり、おなかの赤ちゃんへの影響を心配して訪れる女性が増えているということです。

 

 

風疹のワクチンは、風疹ウイルスの毒性を弱めた「生ワクチン」のため、おなかの赤ちゃんへの影響を考えて、添付文書に「妊娠可能な女性は、1か月間避妊したあとに接種、接種後2か月間は妊娠しないよう注意」と書かれています。

 

 

ただ、これまで、ワクチンの接種後に妊娠が分かった数千人規模のデータで、風疹による障害が赤ちゃんに出たという報告は、世界で1例もないということです。

 

 

このため、国立成育医療研究センター産科の久保隆彦医師は「風疹のワクチン接種直後の妊娠で赤ちゃんに障害が出る確率は、理論的にはゼロではないが、数千人規模のデータで否定されている。安易に中絶などの判断をしないで、専門の医療機関に相談してほしい」と話しています。

 

 

厚生労働省研究班の見解についての詳細はこちらをご覧下さい。http://shusanki.org/clipping_page.html?id=342

 

 

妊娠中に風疹に感染したり、ワクチン接種直後に妊娠が分かったりして、専門的な相談が必要な場合は、全国にある16の医療機関が相談に応じています。
相談に応じているのは、次の医療機関です。
▼北海道大学病院産科
▼東北公済病院産科・周産期センター
▼宮城県立こども病院産科
▼三井記念病院産婦人科
▼帝京大学附属溝口病院産婦人科
▼国立成育医療研究センター周産期センター産科
▼横浜市立大学附属病院産婦人科
▼国立病院機構横浜医療センター産婦人科
▼名古屋市立大学病院産科婦人科
▼石川県立中央病院産婦人科
▼国立循環器病研究センター病院周産期・婦人科
▼大阪府立母子保健総合医療センター産科
▼川崎医科大学附属病院産婦人科
▼国立病院機構香川小児病院産婦人科
▼宮崎大学医学部附属病院産科婦人科
▼九州大学病院産科婦人科