風疹関連ニュース

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新婚カップル、保育士も予防接種 2013年03月14日

妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が出る恐れがある「風疹」が大流行しています。妊娠する可能性のある新婚カップル、そして妊婦と接する可能性が高い保育士の間でも予防接種の輪が広がっています。

 

 

風疹の予防接種は妊娠してしまうと打つことができません。そこで結婚した直後に接種する人も出てきました。
東京・世田谷区の職員 馬場幸一郎さんは子どもの頃は、風疹の予防接種の対象が女子のみだったため接種をしていませんでした。

 

 

2月下旬、新婚旅行から帰ってきて風疹の流行を知り、妻の美幸さんを誘って二人で予防接種を受けることにしました。

 

 

美幸さんは「妊娠初期に感染すると赤ちゃんに影響が出てしまうと聞きました。あとで慌てて心配するより、今打ってしまった方が安心なのでとても良かったです」と話しています。

 

一方、妊婦に接する可能性の高い保育園でも保育士などに予防接種を勧める動きが広がっています。

 

 

東京都内の保育園で作る団体では保育士などに対して風疹の予防接種を受けるよう呼びかけを始めました。こうした動きを受けて東京都内と横浜市で7つの保育園を運営する会社では大人の場合、5000円から1万円程度かかる予防接種の費用を全額補助することを決めました。

 

 

会社で調べたところ、保育士など74人のうち11人が予防接種を受けていないか、接種の確認ができなかったということです。そのひとり保育士の小林倫子さんは仕事の後、近くのクリニックで予防接種を受け「会社のひと声があるので接種できました。妊婦と接することが多い保育士が予防接種を受けるのは安心につながると思います」話していました。

 

 

保育園を運営する会社の代表取締役をつとめる宮武慎一さんは接種費用の全額助成を決めたことについて「子どもが1歳、2歳となるにつれ二人目が欲しいと考える保護者の方が多くいらっしゃいます。少しでも保護者の方の不安を取り除きたいと思っています」と話していました。