風疹関連ニュース

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風疹 高熱や赤い発疹などは受診を 2013年02月25日

風疹が首都圏を中心に大流行する中、風疹の症状が出ていても気がつかない患者が多いため、専門家は、「高熱」と「赤い発しん」、それに「耳の後ろのリンパ節が腫れる」などの症状がある場合は、風疹を疑って医療機関を受診するよう、呼びかけています。

 

 

妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が出るおそれがある風疹が、ことし首都圏を中心に大流行していて、特に都内では、2月17日までの1週間で患者が新たに100人報告され、1週間の報告数としてはこれまでで最も多くなりました。

 

ことしに入ってからの患者数は7週間で367人に上り、去年の同じ時期の40倍となっています。

 

 

東京・世田谷区にある日産厚生会玉川病院の皮膚科では、去年7月から今週までに12人の患者が風疹と診断されました。12人のうち11人が男性で、年代別では、20代が5人、30代が3人、40代が4人となっています。

 

 

風疹の症状の特徴は、▼まず38度以上の高熱が出て、▼翌日くらいに小さくて細かい赤い発しんが顔から出始め、全身に広がることです。また、▼耳の後ろのリンパ節が腫れて、痛みを訴える患者が多いということです。中には、▼血小板が減少する患者もいて、この病院では12人中3人が入院して治療を受けたということです。

 

 

風疹は、発しんが出ている間がウイルスの排出量が最も多く、周りの人に感染させやすいということですが、この病院で風疹と診断された12人全員が風疹とは気づいていなかったということです。

 

日産厚生会玉川病院皮膚科の岩渕 千雅子医師は「発しんが出たまま会社に行ったり、満員電車に乗ったりすると、咳やくしゃみなどを介して感染が広がってしまうので、熱と発しんが出たら風疹を疑い、できるだけ早く医療機関を受診し、周りの人にうつさないように気をつけて欲しい」と話しています。

 

 

以前は子どもの感染症だった風疹が、今は患者のほとんどが大人です。じんましんや薬疹(薬の副作用ででた皮疹)などと間違えやすいようですが、今は風疹が大流行していますので、発疹が出たらまず風疹を疑って医療機関を受診してください。