風疹関連ニュース

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神奈川県が「風しん非常事態宣言」5年ぶり 2018年12月10日


風疹の感染拡大が続く中、神奈川県内では去年の30倍以上の患者が報告されていることから、神奈川県は10日、5年ぶりとなる「風しん非常事態宣言」を出し、予防接種の呼びかけなどを強化していくことになりました。

風疹は発熱や発疹などの症状が出る感染症で、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出るおそれがあります。

神奈川県によりますと、ことし7月以降、首都圏を中心に風疹の患者が急増し、県内では、去年1年間で10人だった患者がことしは今月2日現在で343人と、34倍に上っています。

これは、5年前に年間で1700人近い患者が報告された時以来の高い水準だということで、県では広く風疹の予防に取り組んでもらうため、10日、「風しん非常事態宣言」を5年ぶりに出しました。

神奈川県は、これまで行ってきた自治体への予防接種の助成を続けるとともに、今回の患者は30代から50代の男性が多いことから、企業や経済団体を通じて予防接種を受けるよう働きかけを強化していくことにしています。