風疹関連ニュース

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国際協力銀行総裁 風疹と診断 G20関連会議にも出席 2019年07月05日


先月、G20大阪サミットに合わせて開かれた会議に出席していた政府系金融機関、「国際協力銀行」の前田匡史総裁が、3日に風疹と診断されていたことが分かりました。

関係者によりますと前田総裁はG20閉幕後の今月1日に発疹が出て、医療機関を受診し、3日に風疹と診断されたということです。

風疹はウイルスに感染してから2週間から3週間の潜伏期間があり、その後、発疹や発熱などの症状が出ます。

発疹が出る前後およそ1週間にウイルスを排せつし、飛まつ感染などによって他人にうつすおそれがあるとされています。

関係者によりますと、前田総裁は先月27日から28日にかけてG20に合わせて開かれた会議にロシアの閣僚などと一緒に出席したほか、29日には日本とロシアのビジネス界の代表による会合にも参加していました。

また、G20閉幕後の今月1日には、中国の大使などと一緒に東京で開かれたフォーラムに出席していたということです。

国際協力銀行は「前田総裁が風疹と診断されたかや個別に対応しているかどうかも含めてコメントできない」としています。

風疹の患者は例年より増加

風疹は発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれもあります。

国立感染症研究所によりますと、ことしに入って先月23日までに全国の医療機関から報告された風疹の患者数は1848人と、例年より患者が多くなっています。

また、ことしに入って先天性風疹症候群と診断された子どもが3人報告されているということです。

女性だけでなく男性も十分な免疫を持つ必要があるとして、厚生労働省は子どものころにワクチンの定期接種の機会がなく流行の中心となっている昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性を対象に、ことし3月からおよそ3年間にわたって原則、無料で予防接種を受けられるようにしています。