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iPS細胞 ひざ関節の軟骨移植する臨床研究 京都大学が申請

2019.11.27 :

iPS細胞から軟骨の組織を作り、ひざの関節の軟骨が損傷した患者に移植する臨床研究の計画を京都大学のグループが国に申請しました。

ひざの関節にある軟骨の組織は、けがなどで傷つくとほとんど再生しません。

現在は、ひじなど健康な別の部位の軟骨の細胞を手術で取り出して移植する治療法が行われていますが、患者の負担が大きいことなどが課題になっています。
京都大学iPS細胞研究所の妻木範行教授らのグループは、ヒトのiPS細胞から軟骨の組織を作り、ひざの関節の軟骨が損傷した患者に移植する臨床研究の計画を今月7日に、国に申請したと明らかにしました。
計画では、患者のひざにiPS細胞から作った軟骨の組織を移植する手術を行い、安全性や有効性を確認することにしていて、患者の負担を減らしながら関節が再び動かせるようになることを目指します。

審査は早ければ、来月にも始まる見通しで、グループは、国の了承が得られれば来年以降、患者への移植を始めるとしています。

iPS細胞から作った細胞や組織の移植は京都大学で、神経のもとになる細胞をパーキンソン病の患者の脳に移植する手術が行われたほか、神戸市にある理化学研究所などのチームが、目の網膜の組織、大阪大学が、目の角膜の組織を移植する臨床研究を行っています。

記事の内容は作成当時のものです

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