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藤原宮跡 大極殿院で新回廊の跡

2019.10.03 :

橿原市にあった飛鳥時代の都の中心「藤原宮跡」で、天皇が政務や儀式を行った「大極殿院」という区画から屋根のある廊下「回廊」の跡が新たに見つかりました。

調査した奈良文化財研究所は、大極殿院の構造についてこれまでの知見の見直しを迫る新たな発見だとしています。

回廊の跡が見つかったのは、橿原市にある「藤原宮跡」のうち、天皇が政務や儀式を行った「大極殿院」という区画のなかで、奈良文化財研究所がことし4月から発掘調査していました。

「藤原宮」の「大極殿院」は、天皇が政務や儀式を行う「大極殿」という建物を中心に、周囲には、東西およそ120メートル、南北およそ165メートルの長方形の「回廊」があったと考えられていました。
ところが今回の発掘で、南北に走る東側の回廊の途中から、西に直角に伸びる長さおよそ30メートルの回廊の跡が新たに見つかりました。
回廊は単純な長方形と考えられていたため、新たな回廊の跡は想定外だということで、研究所の松永悦枝研究員は「古代の宮殿の変遷や発展を考えるうえで貴重な発見だ。今後、構造や配置を見直す必要が出てきた」と話していました。

記事の内容は作成当時のものです

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