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アレルゲンの新分析方法を開発

2019.08.21 :

食品に含まれる、食物アレルギーの原因となる7種類の物質を、高い精度で一斉に調べることができる分析方法を、和歌山市の研究機関などが開発しました。

開発したのは、和歌山市にある「雑賀技術研究所」と大手分析機器メーカーで、アレルギーのもととなる7種類のアレルゲンを高い精度で一斉に検査できます。

この検査方法は、残留農薬の検出技術を応用し、特殊な溶剤などを使って加工食品の成分を抽出し分析するもので、すでに学会でも発表されたということです。

国内では加工食品を販売する際、食品メーカーなどには、小麦や卵、そばなど、アレルギーの原因となる7品目の「特定原材料」を表示することが、食品表示法で義務づけられています。

しかし混入が予想されない場合、検査が省略されることもあり、消費者が口にした後で想定外の混入が判明するケースもあります。

今回の開発で、こうした想定外の混入を防止できると期待されています。
雑賀技術研究所の稲垣江梨主査は、「アレルギーは命に関わることもあり、想定外の混入リスクを減らすことが重要で、一度に分析できる原材料の種類を増やせるよう研究を進めたい」と話していました。

記事の内容は作成当時のものです

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