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田辺聖子さん「お別れの会」

2019.08.05 :

ことし6月に亡くなった作家・田辺聖子さんの「お別れの会」が、長年暮らした兵庫県伊丹市で開かれました。

ことし6月に91歳で亡くなった田辺聖子さんは、人生の機微を軽妙に表現する作風で文学界に新風を吹き込み、平成20年には文化勲章を受章しました。
3日伊丹市のホテルで開かれた「お別れの会」には、田辺さんのエッセーなどを原作にしたNHKの連続テレビ小説「芋たこなんきん」に出演していた俳優の國村隼さんなどおよそ140人が参列しました。
作家の瀬戸内寂聴さんの弔辞を、田辺さんと親交のあった元宝塚歌劇団の瀬戸内美八さんが代読し、「どんなに売れても一行も手を抜かなかった聖子さんの作品は、年とともに輝きました」としのんでいました。
また、國村さんは、田辺さんをモデルにした主人公の夫を演じたことを振り返り、「先生の一番大事な人の役をさせてもらって、いろいろなことを考えさせられました。役のような、ウイットに富んだ優しいチャーミングな大人になれればいいなと思っています」と語りました。
会場には、田辺さんの手書きの原稿や短くなるまで使い込んだ鉛筆、大好きだったぬいぐるみなどが並べられ、参列者は、遺影が掲げられた祭壇に花を手向け、別れを惜しんでいました。

記事の内容は作成当時のものです

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