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はやぶさ2 来月2度目の着陸を実施

2019.06.25 :

日本の探査機「はやぶさ2」が2度目の着陸に挑みます。来月11日に再び小惑星「リュウグウ」に降り立ち、今度は内部の岩石の採取に挑戦します。

「はやぶさ2」はことし2月、小惑星「リュウグウ」への最初の着陸に成功したあと、4月には小惑星の表面に金属の塊を衝突させ、直径10メートル余りの人工クレーターを世界で初めて作ることに成功しました。

その後、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、このクレーターの周辺に2度目の着陸が可能かどうか検討を続け、先月には着陸の際の目印となる直径10センチの「ターゲットマーカ」を投下するとともに、上空から小惑星を撮影して着陸候補地の地形などを詳しく分析してきました。

その結果、1度目の着陸の影響で感度が落ちたカメラなどの装置が十分使えるほか、着陸候補地に障害となる大きな岩がないことなども確認できたとして、2度目の着陸を来月11日に実施すると発表しました。

計画では、来月10日午前10時ごろに高度2万メートルから降下を開始し、11日午前11時ごろ着陸を実施する予定です。

「はやぶさ2」は、ことし2月の着陸で表面にある岩石の採取に成功したとみられていて、今度はクレーターの周辺に着陸して、中から飛び散った内部の岩石の採取に挑みます。

会見したJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは「1回目の成功ですでに貴重な岩石を機体の中に抱えていると考えられ、リスクはおかせない。それだけに十分安全に着陸できるかどうか分析が必要だった。地下の岩石採取は世界初で挑戦する価値があり、やり遂げたい」と話しました。

記事の内容は作成当時のものです

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