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「手足口病」この時期として過去10年で最多

2019.06.25 :

主に幼い子どもが感染し、手足や口に発疹ができる「手足口病」の患者数が、この時期としては過去10年で最も多くなり、国立感染症研究所は特に幼い子どものいる家庭では、こまめに手を洗うなど予防を徹底してほしいと呼びかけています。

「手足口病」は、手や足、それに口の中などに発疹ができるウイルス性の感染症で、主に幼い子どもが感染します。

まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあり、例年、夏場に患者数が最も多くなります。

国立感染症研究所によりますと、今月16日までの1週間に、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者数は1万2700人余りと、前の週から3800人余り増えました。

1医療機関当たりの患者数は4.02人となり、この時期としては過去10年で最も多くなりました。

1医療機関当たりの患者数を都道府県別にみると、佐賀県で16.91人、福岡県で15.66人、鹿児島県で12.76人、大阪府で10.05人などと、九州地方のほか近畿地方の一部で多くなっています。

ことしは特に「コクサッキーA6」という型のウイルスが多く検出されていて、このウイルスが流行すると患者数が多くなる傾向がみられるということです。

国立感染症研究所の藤本嗣人室長は「感染しても症状がはっきり出ずにウイルスを排出する例もあり、特に幼い子どもがいる家庭などでは、オムツを適切に処理したり、こまめに手洗いをしたりするなどして、予防を徹底してほしい」と呼びかけています。

記事の内容は作成当時のものです

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