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米 中国政府の研究者招致プログラムへの参加禁止

2019.06.24 :

アメリカと中国によるハイテク分野をめぐる争いが激しさを増す中、アメリカのエネルギー省は、中国政府による海外の研究者を招致するプログラムでアメリカの最新技術が流出するおそれがあるとしてこのプログラムへの参加を禁止しました。

アメリカのエネルギー省が参加を禁じたのは、中国政府が、高度な専門知識を持つ海外の研究者を対象に講演などで一時的に招いたり中国に移り住んでもらったりする「千人計画」などと呼ばれるプログラムです。

エネルギー省によりますと、省内の複数の研究者が「千人計画」に関わって中国から資金を得ていたことが判明したということで、アメリカの最新技術が流出するおそれがあることから、参加を禁止したということです。

アメリカ政府内では、先月、ロスアラモス研究所の科学者が「千人計画」への参加をめぐってアメリカのFBI=連邦捜査局に対して虚偽の証言を行った疑いで逮捕されています。

また、去年は、アメリカの海洋大気局に勤めながら中国の大学でも教えていた中国系アメリカ人の研究者が「千人計画」を通して米中両政府から二重に給与を受け取っていた罪で有罪となっています。

アメリカ政府は中国政府が最新の技術を得るためアメリカの研究者をねらって「千人計画」による好待遇をもちかけていると警戒していて、FBIは、違法性がないか捜査を強化しています。

記事の内容は作成当時のものです

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