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エボラ出血熱で初の死者 国境超え感染 ウガンダ

2019.06.13 :

アフリカのコンゴ民主共和国でエボラ出血熱の大規模な流行が続くなか、隣国のウガンダで感染による初めての死者が出ました。国境を超えて周辺国に感染が広がったことに、危機感が高まっています。

アフリカ中部のコンゴ民主共和国では、去年8月以降、東部を中心にエボラ出血熱の新たな流行が始まり、これまでに1390人余りが死亡しています。
こうした中、隣国のウガンダの政府は11日、ウガンダ国内で初めての感染者を確認したと発表しました。

感染したのは5歳の男の子で家族とともに数日前にコンゴ領内を訪れていたということで、12日になって死亡し、この男の子の家族2人も感染が確認されました。

コンゴの東部では、金やダイヤモンドといった豊富な地下資源の利権をめぐって長年、複数の武装グループの間で紛争が続いていて、隣国のウガンダなどに難民として逃れる人が後を絶たないことから、エボラ出血熱の流行が周辺国に拡大することが懸念されていました。
今回、実際にウガンダでも死者が出たことを受けて、WHO=世界保健機関は、コンゴでの流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当するかを検討するため、近く専門家による会合を開くことにしていて、国際的な危機感が高まっています。

記事の内容は作成当時のものです

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