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学芸員が文化財切り取り 保存方法見直しを指導へ 文科相

2019.06.07 :

岩手県立博物館の学芸員が県内の遺跡から出土した自治体の文化財の一部を無断で切り取っていたことについて、柴山文部科学大臣は、県の教育委員会による実態調査の結果を踏まえ、保存方法を見直すよう指導する考えを示しました。

岩手県立博物館では、学芸員が県内の遺跡から出土し、自治体から預かっていた文化財の一部を分析のためだとして無断で切り取っていたことがわかり、博物館は5日「不誠実な対応だった」として謝罪しました。
柴山文部科学大臣は7日の記者会見で「分析のため一部を切り取る『サンプリング』は真に必要な場合に限られるべきで、行う場合も所有者の了解を得ることが当然の前提だ」と指摘しました。

そのうえで「岩手県教育委員会が実態調査をしているが、必要以上のサンプリングを行っていた場合には直ちに保存方法を見直すよう指導する」と述べ、実態調査の結果を踏まえ、保存方法を見直すよう指導する考えを示しました。

また柴山大臣は、博物館が5年前には切り取っていたのを把握していたことなどから、博物館の運営や学芸員に対する監督の在り方についても必要に応じて指導する考えを示しました。

記事の内容は作成当時のものです

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