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羽生九段 歴代最多勝利更新は持ち越し

2019.05.30 :

今月23日に勝ち数が歴代最多記録に並んだ将棋の羽生善治九段は、30日行われた対局に敗れ、27年ぶりとなる記録の更新は持ち越しとなりました。

羽生九段は、今月23日の対局でプロ入りしてからの勝ち数が「1433」となり、大山康晴十五世名人が平成4年に達成した歴代最多記録に並びました。

羽生九段は30日、東京の将棋会館で、八大タイトルの1つ、竜王戦の挑戦者を決める予選に臨み、木村一基九段と対局しました。

午前10時に始まった対局は、互いに時間をかけて攻め手を探ったあと、木村九段が次第に優勢となり、午後10時すぎ、81手までで羽生九段が投了に追い込まれました。

羽生九段は、あと1つ勝てば、通算1434勝となって大山十五世名人を抜いて単独1位となりますが、27年ぶりとなる記録の更新は持ち越されました。

また、30日の対局に敗れたことで、今期の竜王戦の挑戦者への道が絶たれ、去年12月に失った竜王のタイトルを1年で奪い返すことはかなわなくなりました。

羽生九段「次の対局に力尽くす」

敗れた羽生九段は「陣形がまとまりきらず、ちょっと手が遅れているような感じでした」と対局を振り返り、記録更新が持ち越しになったことについて、「残念ですが、また次の対局に力を尽くしていきたいと思います」と話していました。

また、竜王戦で敗退したことについては、「残念ですが、また来期、上を目指していけるように頑張りたいと思います」と話していました。

一方、勝った木村九段は「流れはいいかなと思っていましたが、形勢は最後までよく分かりませんでした」と対局を振り返っていました。

記事の内容は作成当時のものです

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