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ジャマイカ音楽「スカ」 広めたシアガ氏が死去 首相も務める

2019.05.29 :

音楽プロデューサーとしてジャマイカの音楽「スカ」を世界に広め、その後、政界入りし、1980年代に首相を務めたエドワード・シアガ氏が死去しました。89歳でした。

AP通信などによりますと、シアガ氏はアメリカ東部ボストンのジャマイカ系の家庭に生まれ、生後まもなくジャマイカに渡りました。

ハーバード大学では人類学を専攻してジャマイカの文化を研究し、ジャマイカに戻ったあと、20代でレコード会社を設立しました。

音楽プロデューサーとして、ジャマイカ生まれで独特なリズムが特徴の「スカ」のレコードを欧米で販売し、世界に広めました。
スカの独特のリズムは、去年、無形文化遺産に登録された「レゲエ」にも受け継がれ、ジャマイカの音楽や文化の発展に大きく貢献しました。

その後、政界入りしたシアガ氏は、ジャマイカ労働党の党首になり、1980年から1989年まで首相を務めました。

1978年には「レゲエの神様」として知られるボブ・マーリーが、シアガ氏と、対立していた政党の党首をコンサートに招き、ステージ上で2人が握手した場面は、ジャマイカの政治に和解を印象づけました。

シアガ氏は2006年に党首を退き、がんの治療を受けていました。

28日はシアガ氏の89歳の誕生日でしたが、アンドリュー・ホルネス首相は、みずからのツイッターにシアガ氏がこの日に亡くなったことを明らかにし、その死を悼みました。

記事の内容は作成当時のものです

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