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世界最小分析装置を開発 島津製作所

2019.05.28 :

人の体を構成するたんぱく質や脂質などの種類や構造を詳しく分析する世界最小の分析装置を、京都市の島津製作所が開発したと発表しました。
ノーベル化学賞の受賞者で島津製作所の研究所の所長を務める田中耕一さんは、記者会見で、ノーベル賞の受賞後から思い描いていた装置が実現したと述べました。

島津製作所が新たに開発したのは、人の体を構成するたんぱく質や脂質といった化合物の種類や構造を詳しく分析する装置で、田中耕一さんらが28日、記者会見を開いて発表しました。
分析装置は、17年前に田中さんがノーベル化学賞を受賞した技術をもとに開発されました。
大きさが、高さ、幅ともに30センチ余りで、奥行きはおよそ40センチと、同様の性能を持つ装置としては世界最小だということです。
サイズが小さいため狭い研究室や実験室にも置くことができ、島津製作所は、病気の原因の解明や治療薬の開発など、医学の基礎的な研究に役立ててほしいとしています。
田中さんは、「ノーベル賞を受賞したときからいずれはこうした装置ができたらいいなと思い、十数年かかったが開発が実現した。これからも研究者や技術者の意見を取り入れながら役立つものを作っていきたい」と話していました。

記事の内容は作成当時のものです

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