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AI “人間中心の価値観や公平性原則” OECD加盟国合意

2019.05.22 :

社会のあらゆる場面でAI=人工知能の活用が急速に広がっていることを受けて、OECD=経済協力開発機構の加盟国は22日、不当な扱いを受ける人がいないよう、AIを使う際には人間中心の価値観や公平性を原則とすることなどを盛り込んだ国際ルールに合意しました。

AIを利用する際の原則を盛り込んだ国際ルールは22日、フランス・パリで始まったOECDの閣僚理事会で、日本や欧米など36の加盟国とブラジルなど6か国の間で合意しました。

AIはインターネットの広告や個人の信用に関わる審査といった生活のあらゆる場面に急速に広がっていますが、個人情報の不正利用や不当な扱いを受ける人がいて、格差が生まれることなどへの懸念も出ています。

このため今回の国際ルールでは、AIの活用は人間中心の価値観や公平性を原則とし、この考え方を尊重して開発や運用が行われるよう各国が協力するなどとしています。

AIを利用する際の原則は来月開かれるG20大阪サミットや閣僚会合でも議論される見通しで、今回の合意に加わっていない中国やロシアも含めた、より広い国々の間で認識を共有できるかが焦点になります。

記事の内容は作成当時のものです

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