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玄海原発3号機 テロ対策施設「期限までに完成させたい」

2019.05.17 :

再稼働している原子力発電所で、テロ対策の施設が期限までに設置できないと運転の停止を命じられる可能性がある問題で、九州電力は16日、佐賀県にある玄海原発3号機について、施設の工事計画を国に提出し、期限までに完成させたいとの意向を示しました。期限に間に合わないなどとされた全国の原発で初めてです。

原発の新しい規制基準では、航空機によるテロ対策などのための施設を、原発の工事計画の認可から5年以内に設置することが義務づけられ、これまで1基もテロ対策施設は完成しておらず、原子力規制委員会は先月、期限に間に合わなかった場合、原則、運転の停止を命じることを決めています。

こうした中、すでに再稼働している玄海原発3号機は、施設の完成の期限が2022年8月で、九州電力はこれまで期限内の完成は難しいとしてきましたが、16日、テロ対策施設についての工事計画の一部を規制委員会に提出しました。そして、認可を受けたものから工事に着手し、期限までに施設を完成させたいとの意向を示しました。
この問題をめぐっては、先月の段階で、九州電力の川内原発や関西電力の高浜原発など7原発13基が、期限に間に合わないかめどが立っていない状況で、期限までに完成させたいとの意向が示されたのは玄海原発3号機が初めてです。

記事の内容は作成当時のものです

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